脱原発・エネルギーシフトに向けて
7/14 上映&講演会 in 京都
「ベトナム原発輸出、いまベトナムで何が起きているのか?」
フランスとアメリカとの戦争で二度、村を追われた。 ――― 第2原発建設予定地 タイアン村 グエン・ケイさん ――― ベトナムで、日本の原発輸出に対する抗議に対する弾圧の模様に関するブログ |
日越両政府が、着々と進めているベトナム・ニントゥアン省の原発建設計画。一方で、福島原発事故では、多くの人々が故郷を追われ、また放射能影響のリスクに苦しんでいます。
先日、社会主義のベトナムではきわめて異例ながら、ブログで原発建設に対する日本の協力中止を求める抗議文書への署名運動が行われ、日本大使館に提出されました。この運動を企てた人に対する弾圧が心配されています。
こうした状況を踏まえ、このたび、ベトナムへの原発輸出を問う映像上映会および最新情報についてお伝えするための集会を開催します。
日時 | 2012年 7月14日(土) 14:00~17:00 (開場 13:30) |
場所 | 東山いきいき市民活動センター 集会室 >地図 京都市東山区花見小路通古門前上る巽町450番地 |
内容 | ○映像でみるベトナム原発輸出(ドキュメンタリー上映と原発予定地の現地報告) |
参加費 | 1000円 |
主催・連絡先 | ODA改革ネットワーク関西 070-5650-3468(内富) |
協賛団体 | 国際環境NGO FoE Japan、関西フィリピン人権情報アクションセンター、 ジュビリー関西ネットワーク、フィリピンのこどもたちの未来のための運動 |
●映像制作者、中井信介からのメッセージ
日本政府は、福島原発事故がいまだ収束していないにも関わらず、ベトナムに原発を輸出することを決めました。それは道義的に許されることではありません。
また、原発建設予定地周辺は、風光明媚で農業や漁業が盛んな豊かな土地で、予定地に暮らす住民の多くは「住み慣れた土地を離れたくない」と訴えています。
しかし、原発の危険性が正しく伝わっていないために住民たちは、予定地から僅か1kmしか離れていない土地への移転を自ら選びました。
もしも将来、ベトナムに建設される原発で事故が起こってしまったら、彼らはどうなってしまうのでしょうか?それを考えると恐ろしくてなりません。
ベトナムへの原発輸出には、税金から巨額が融資され、私たち日本国民もベトナムの原発に対して責任を負わなければなりません。
◎関連情報
>原発輸出への抗議を日本のNGOが応援――ベトナムで報道(2012.06.25)
>原発輸出にベトナムから抗議~日本政府に対応を求める要請書提出(2012.06.03)
>原発輸出にベトナムから抗議日越両政府に対応を求める要請(2012.06.03)
>[共同声明]原発輸出すべきでないこれだけの理由(2011.11.22)
>ベトナム原発建設予定地を調査レポート(2011.11.21)
>緊急国際署名:原発輸出推進政策を即刻止め、世界の脱原発をリードして(2011.08.31)