【院内集会&政府交渉】柏崎刈羽原発の再稼働を問う~原発事故と地震・豪雪の複合災害で避難は可能?

福島支援と脱原発2025.5.1

柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例は否決されてしまいましたが、 県民の不信、不安の声はますます高まっています。

中でも、原発事故と地震、豪雪など、複合災害が発生したときの避難の問題は深刻です。原子力規制委員会の定めた原子力災害対策指針は、原発で深刻な事故が発生した場合、PAZ(原発から半径5㎞圏内)の住民が避難、 UPZ(半径5-30km圏内)の住民は屋内退避するというものです。しかし、能登半島地震では、多くの家屋が倒壊し、避難路も通行不能になりました。つまり、地震等の天災と原発事故との複合災害では、避難も屋内退避もできない状況となるのです。さらに大雪と重なった時に、道路が通行できなくなり、避難が困難になることも予想されます。政府の緊急時対応(案)では、大雪の際には5km圏内でも自宅などで屋内退避とするとなっていますが、これは大量の被ばくを容認することになります。

このたび、新潟から桑原三恵さんと原発から3キロ地点にお住いの吉田隆介さんをお招きし、院内集会を開催します。また、複合災害時の避難と屋内退避をテーマにした政府との意見交換を行います(予定)。どなたでもご参加いただけます。

日時2025年5月26日(月)
集会 12:30-14:00 /政府交渉(予定) 14:15-15:45
※会場ご参加の方は12:00から参議院議員会館のロビーにて通行証を配布します。
場所参議院議員会館B104/オンライン(Zoomミーティング形式)
申し込み会場:申し込み不要
オンライン参加はこちらからご登録ください
※メールアドレスは正確にご入力ください。ご入力いただいたメールアドレスにZoomから参加可能なURLが送付されます
お話吉田隆介さん(柏崎市在住)
桑原三恵さん(規制庁・規制委員会を監視する新潟の会) ほか
参加費無料
主催原子力規制を監視する市民の会
国際環境NGO FoE Japan
規制庁・規制委員会を監視する新潟の会

【ご寄付のお願い】

FoE Japanは、皆様のご支援に支えられて、原発・エネルギー政策に関する情報分析や発信、政府や議員への働きかけ、福島ぽかぽかプロジェクトの実施などの活動を継続しています。
現在、たいへん財政状況が厳しくなっています。よろしければご寄付をご検討いただければ幸いです。
ご寄付はクレジットカード、銀行振り込みなどで可能です。
▶︎詳しくはこちらからご覧ください。

 

関連する記事

【Q&A】東電柏崎刈羽原発、知っておきたい14のポイント

福島支援と脱原発

【改訂版】Q&A 原発の運転期間の延長、ホントにいいの?

福島支援と脱原発

「福島の今とエネルギーの未来 2025」発行ーー廃炉と復興の今、国内外の原発の稼働状況を、図と文章でわかりやすく解説【注文受付中】

福島支援と脱原発

声明:第7次エネルギー基本計画、地球温暖化対策計画、GX2040ビジョンの閣議決定に抗議ー原発回帰・電力の大量消費構造維持の内容で、気候も未来も守れない

福島支援と脱原発

「巨額の原発新増設コストを国民からこっそり徴収する新たな制度(#RABモデル)の導入をやめてください」署名一次提出、政府との意見交換、集会を開催(11/21)

福島支援と脱原発

<衆院選2024>各党マニフェストを比較してみました【原発・エネルギー編】

福島支援と脱原発

関連するプロジェクト