<院内集会&政府交渉>能登半島地震から1年 原発複合災害と避難(1/20)

能登半島地震から1年たちます。被災地域では豪雨被害も重なり、復旧がなかなか進まない状況です。石川県は、市民らの反対を押し切って、住民抜きで志賀原発の避難訓練を強行しました。能登半島地震を踏まえた訓練を行うとしていましたが、原発で炉心冷却ができなくなるなど深刻な事態が生じた際、即時避難が必要な5km圏内の地域では孤立集落は発生しない、原発の近傍や南側では道路はすべて通行可能など、甘い想定でした。

また、能登半島地震のときには使えなかったヘリや船舶で避難するという想定でしたが、船舶を使った訓練は、前日悪天で船が予定場所にこれなかったため、当日中止になりました。改めて、複合災害に対して全く対応できないことが明らかになりました。こうした状況で原発の稼働・再稼働を進めるべきではありません。

このたび、珠洲市にお住まいの北野進さんをお招きして院内集会・政府交渉(予定)を実施します。孤立集落が問題になる各地からも参加します。奮ってご参加ください。

日時2025年1月20日(月)13:30~16:30
開場 13:00(ロビーにて通行証配布)
集会 13:30~15:00
政府交渉(予定) 15:00~16:30
場所参議院議員会館B107 (オンライン併用)
※オンラインの場合は以下からご登録ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEudO-urzwvEtB4ZLmsFzTGrnoruM4o64IG
(メールアドレスは正確にご記入ください。参加用リンクが自動送信されます)
内容集会では、北野進さん(石川県珠洲市在住)からの報告に加え、女川原発、柏崎刈羽原発、福井県の原発周辺地域からの報告を予定しています。
政府交渉では原子力防災に関して、事前に提出した質問をもとに、質疑を行います。
参加費無料
主催原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan

 

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