福島ぽかぽかプロジェクト年末寄付のお願い

福島支援と脱原発2024.1.10

【ご報告】2023年12月31日まで行っていたぽかぽか年末寄付、94人(または団体)から合計2,264,220円のご支援いただき、目標を達成しました。みなさまの温かいご支援に厚く御礼申し上げます。
いただいたご寄付は、福島ぽかぽかプロジェクトの活動(福島の親子のための保養や交流会、水俣・長崎学習ツアーなど)に大切に使わせていただきます。

目標額200万円

認定NPO法人のため、ご寄付は寄付金控除の対象になります。
チラシはこちらから

「福島ぽかぽかプロジェクト」は、FoE Japan が実施している

福島のおやこのための保養プログラムです。


年に10回ほど、猪苗代で、幅広い年齢の子どもたちや親が交流し、

様々なアクティビティーに取り組むとともに、

今年は、長崎・水俣へのスタディ・ツアーも実現しました。


原発事故から12年8カ月が過ぎました。

「もう、保養など必要ないのでは?」と考える人も多いでしょう。
しかし、空間線量率は下がっても土壌の汚染はそれほどは下がらず、

局所的に放射能汚染が残るホットスポットもあります。


なによりも、「原発事故は終わり、復興が着実に進んでいる」という空気感、

一種の復興圧力にさらされることに対し、

原発事故で大きなショックを受けた人たちは、

傷が癒えたわけでも、不安がなくなったわけでもありません。

不安を隠さず語り合う場所が必要です。


私たちは、年に何日かは放射線量の低い土地で、

安心して食事をし、思いっきり外遊びをしたい。

そう思っている福島に暮らし続ける方々、

子育てをしている方々、そして子どもたちを応援していくことが重要だと思っています。


「福島ぽかぽかプロジェクト」はまだまだ必要とされています。

今年度も参加希望が多く、一部お断りしている状況です。


事故の記憶が薄れつつあるためか、寄付が集まりにくく、

大変苦しい経済状況が続いています。
「福島ぽかぽかプロジェクト」を継続していくために、

みなさまの温かいご寄付をお待ちしています。

福島ぽかぽかプロジェクト2022年度実績 収入約700万円、支出約850万円

郵便振替

00130-2-68026
FoE Japan

※郵便局備付の払込取扱票をお使いください。通信欄に「ぽかぽかプロジェクトへの寄付」とご明記のうえ、住所、氏名をお忘れなくご記入ください。

銀行振込

城南信用金庫 高円寺支店
普通358434
エフ・オー・イー・ジャパン

※送金後、確認のため、電話またはメールでご連絡ください。

クレジットカード

以下のwebサイトをご覧ください。

https://foejapan.org/get-involved/

「福島ぽかぽかプロジェクト」
12年目の試み(目指すこと!)

  1. 猪苗代で、幅広い年齢の子どもたちや親が交流し、様々なアクティビティーに取り組みます。(年10回予定)
  2. お母さんお父さんと一緒に、子どもたちに原発事故をどう伝えていくのかを考えます。
  3. 原発事故後、心身に不安を抱える人たちに寄り添います。
  4. 中高生とその親たちと水俣・長崎学習旅行*に取り組みます。
    *水俣・長崎を訪れ、その地に起きたことを知り、経験者の話を聞き、今、そこに住んでいる人たちと交流する学習旅行です。
  5. 双葉郡に新たに移住したおやこを対象にしたぽかぽかプロジェクトに取り組みます。

参加者の声

汚染水の海洋放出は本当に大丈夫なのか。除去できなかったトリチウムは人体に影響がないのか、とても不安です。今でもガラスバッチで外部被ばくを計測し、ホールボディカウンターで内部被ばくを検査し、甲状腺検査を定期的に受けています。放射線量の少ない場所でリフレッシュする保養は福島の子どもたちには必要です。


震災後福島の海から基準値超えの汚染された魚が発見され、海の近くで生まれ育った私は子どもたちに釣りや海水浴等楽しい遊びをさせてあげられませんでした。やっと12年たった今、また住民の意見も届かず汚染水を放出されてしまいました。これから先、海の生き物にどのような影響が出るのか? ますます食に気をつけて生活をしなければいけません。母として子どもたちを守りたい思いを話せる場として福島にはぽかぽか保養があります。安全な食材を提供していただけて、子どもたちものびのびと過ごす事が出来ます。制限された生活の中で当たり前に過ごしてきた子どもたちと私たちの居場所として、これからも保養の継続を望みます。

汚染水について
たしかに溜まりつづける汚染水をどうしたらいいのか、ただ流さないでと反対するだけなのかと言われれば、どうしたらいいのかわかりません。そして私個人は無力です。では薄めて流せば大丈夫と、なぜ言いきれるのでしょうか?海底にたまり、プランクトンから食物連鎖がはじまり、いずれは子どもや孫の代には何かしら影響がでるかもしれないというビジョンは本当にないのでしょうか?なぜ、原発事故のときもそうですが、安全です、大丈夫です議論しかなされないのでしょう。国民を守るための方策がこんなことしかできないなんて、国の政治家のことなかれ、自分の代には何もなければ大丈夫という政治家しかいないということに腹がたってしかたありません。ホタテを国民が六個たべればホタテの損失がなくなります?だったらあなた達が責任とって買ってください!私たち被害者に買わせようというその魂胆がそもそも間違ってるんじゃないですか?
保養について
これからますます原発の廃炉工程が、いい加減にならないよう、とにかく情報の共有、そして福島の原発事故を伝える場所はますますこれから必要だと思います。当時の親御さんも、これから福島で子育てをする親御さんも、この話題を知る権利と相談すべき場所、そしてていろいろ悩みを打ち明け、子どもたちが気にせずいろいろなものを食べて遊べる場所が必要です。先日福島のミツバチの巣の線量がなぜ高くなっているのか、どこからその花粉が運ばれているのかという記事を目にしました。これでも事故は終わりました、安全になりましただけを声高にニュースで流すのでしょうか?私たちの本当の不安や心配な気持はどこに向かえばいいのでしょうか?ぽかぽかはそれが唯一相談できる、許されている場所です。ぜひ、この場所を存続させていただきたいです。よろしくお願いいたします。

福島ぽかぽかプロジェクトに関するお問合せはこちらから
担当:矢野

プロジェクトの様子は以下のブログにてご覧いただけます。
https://ameblo.jp/pokapro/

 

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