「福島の今とエネルギーの未来 2023」発行

原発2024.2.16
(表紙イラスト:鈴木邦弘)

福島第一原発事故の発生から12年が経過しました。原発事故は終わっていないのにもかかわらず、原発事故被害の実態はどんどん「見えない化」されつつあります。また、複雑な制度や錯綜する情報により、原発・エネルギーをとりまく政策も見えづらくなってきています。

本書では、旧帰還困難区域の現実、3.11甲状腺がん裁判から見えてきたこと、ウクライナ情勢と原発、原発回帰のGX関連法といったテーマについて、最新の情報をわかりやすく紹介します。また、6つのトピックスについて図と短い文章でコンパクトに解説します。

本書が原発事故被害の現状を知り、原発の本質を考える一助になれば幸いです。(A4 、カラー、44頁)

チラシ

内容

特集

旧帰還困難区域の現実・・・東京新聞編集委員 山川剛史

311甲状腺がん裁判から見えてきたこと・・・OurPlanet-TV 代表理事 白石草

ウクライナ情勢と原発・・・原子力資料情報室事務局長 松久保肇

気候変動対策に原発は最悪の選択・・・東北大学教授 明日香壽川

原発回帰のGX 推進法案、国会へ!・・・国際環境NGO FoE Japan 満田夏花

電力市場価格の高騰で明らかになった大手電の市場支配・・・国際環境NGO FoE Japan 吉田明子

ドイツの脱原発のゆくえ・・・FoE ドイツ(BUND:ドイツ環境自然保護連盟) ヤン・ヴァローデ

2022~2023年重大ニュース

トピックス&解説

原発事故を振り返る/避難者たちの現状/処理汚染水の海洋放出/除染で生じた汚染土のゆくえ/六ヶ所再処理工場と核燃料サイクル

図でみる原発とエネルギー

1.原発事故後の放射性物質の流れと土壌汚染/2.世界の原発の趨勢は?/3.世界の原発の平均寿命など/4.世界的な発電費用の推移/5.原子力発電所の稼働状況/6.電源別電力と発電部門のCO2排出

申込方法

※印刷版価格:1部500円 (送料・一律…200円 2000円以上注文で送料無料) 20冊以上…5%引き、30冊以上…10%引き、40冊以上…20%引き、50冊以上…30%引き

お申込み方法FoEストアからご注文ください。または、ファックス・問い合わせフォームにて、件名を「福島の今とエネルギーの未来2023」とし、①お名前、②郵便番号、③ご住所、④電話番号、⑤部数――をご連絡ください。(Fax:03-6909-5986)
※2023年5月8日より順次発送予定です。

 

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