パブコメセミナー:原発汚染水の海洋放出、審査書案はどうなっている?

原発2022.6.14

原子力規制委員会は、東電の福島第一原発の処理汚染水を海洋放出するための実施計画変更を認可する審査書案を承認しました。審査書案は6月17日までの間パブリック・コメント(意見募集)にかけられています。しかし、審査書案はさまざまな問題を含んでいます。

たとえばタンク内のトリチウム以外の放射性物質の総量は未だに示されていません。東電は64核種(ALPS処理対象62核種およびトリチウムおよび炭素14)について測定した3つのタンク群のみのデータで放射線評価を行っており、残りのタンク群については、「放出前に測定する」としていますが、それでよいのでしょうか。

FoE Japanでは、審査書案の問題点について考えていくため、パブコメセミナーを企画しました。ぜひご参加ください。いずれも無料です。ご寄付歓迎。zoomでの開催となります。

第1回:6/6 19:00-20:00 >申込

コメント:宇野朗子さん(福島から京都へ避難)

第2回:6/11 11:00-12:00 >申込

コメント:阪上武さん(原子力規制を監視する市民の会)

 >満田資料(PDF) >阪上武さん資料(PDF)

第3回:6/13 19:00-20:00 >申込

コメント:濱岡 豊さん(慶応義塾大学商学部教授)

満田資料(PDF) >濱岡豊さん資料(PDF)

 

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