ストップ!再稼働
パブコメで、「柏崎刈羽原発の審査書案にノー!」「東電に資格なし」
11月3日まで
東電・柏崎刈羽原発6・7号機(新潟県)の運転再開を認める原子力規制委員会の審査書案が11月3日までパブリック・コメントにかけられています。今回の審査では、福島第一原発事故を引き起こした東電に原発を運転する資格があるのかということも大きく取り上げられ、審査書案の添付資料(「申請者の原子炉設置者としての適格性についての確認結果」
)に盛り込まれました。
短くても結構です。パブコメで、柏崎刈羽原発の審査書案に「ノー!」、東電に運転資格なしの声を規制委員会に届けましょう!
◆パブコメの出し方
1)オンラインで:こちらから https://goo.gl/AnwgXB
(複数回、提出することも可能です。下書きをワードなどで書いて保存してから、貼り付けていくのが安全です)
2)郵送またはファックスで
パブコメ用の用紙をダウンロード(PDF)の上、郵送またはファックスで提出できます。
住 所:〒106-8450
東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル
原子力規制庁 原子力規制部
審査グループ 実用炉審査部門 宛て
FAX: 03-5114-2178
◆提出期限:2017年11月3日(金)まで
※こちらもぜひ!>集会と政府交渉 「STOP!柏崎刈羽原発の再稼働」(11/14)
◆パブコメのポイント/文例 /解説
□東電に運転の資格はない (解説) 通常、原子力事業者の適格性の審査では、「技術的能力」「経理的基礎」が問われます。 しかし、今回の審査では、原子力規制委員会は、東電に対して「福島第一原子力発電所の廃炉を主体的に取り組み、やり抜く覚悟と実績を示すことができない事業者に、柏崎刈羽原子力発電所を運転する資格はない」「経済性より安全性を優先しなくてはならない
」など7項目の「基本的考え方」を示しました。これに対し東電は回答書を提出しました。これは、決意表明にすぎませんでした。 □緊急時対策所が、6・7号機に近すぎ、免震性がない (解説)重大事故時に指揮所となる緊急時対策所は、当初、3号機近くにある免震棟に予定されていました。
□津波時に1~4号機が水没する恐れがある (解説)東京電力は、1~4号機が面する荒浜側防潮堤の地盤は、液状化が懸念される地盤ではないと説明していましたが、液状化解析の結果、荒浜側防潮壁が損傷し、津波防護施設として機能が期待できず、津波が荒浜側防潮堤内に流入する可能性があることが示されました。今回の審査書案は6~7号機に関するものですが、1~4号機には使用済み燃料があり、津波により重大事故に至るおそれもあります。まずは1~4号機の廃炉を行うべきです。
□敷地直下の活断層について検討すべき
※詳細は、こちらの「パブコメのタネ」(原子力規制を監視する市民の会作成)をご覧ください。 |
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