放射性物質の拡散
私たちも反対します!
【緊急署名】「8000ベクレル/kg以下の汚染土を全国の公共事業で利用」方針に反対
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>「8,000Bq/kg以下の除染土を公共事業で再利用」方針の矛盾と危険性(解説と資料)
武藤類子さん(福島原発告訴団団長) 本来、黄色いドラム缶に入れられて厳重に管理されるべき放射性廃棄物が、 こともあろうに再利用されるとは、生き物に与える危険を全く考えていない許しがたい行為です。 |
人見やよいさん(福島県郡山市在住) 除染で出た大量の汚染土…。どこまでも続くフレコンパックの山…。 |
崎山 比早子さん(高木学校、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士) 放射性物質は人の力で消すことはできません。 なるべく環境に拡散しないよう厳重に閉じ込めておくしかないのです。
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片岡輝美さん(子ども脱被ばく裁判の会共同代表) 汚染土を公共事業に利用する方針に携わっている環境省担当者の方へ。 あなたも気がついているはず、こんなことをやっていいのだろうかと…。 人類が入るべきではなかった核の領域に入ったが故の結末が私たちの前に立ちはだかっています。 私は、汚染土を取り扱う人にも、その環境の中に住む人にも、 |
島薗進さん(上智大学教授) 住民や作業従事者に、見えにくいさまざまな副作用が及ぶ ことが予想される汚染土の再利用。多くの人びとに影響が 及ぶ事柄は、さまざまな立場の有識者や市民等の参加により、 倫理的な評価をも踏まえて取り組み直すべき。 |
藤原寿和さん(放射性廃棄物全国拡散阻止!3.26政府交渉ネット/千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会) 政府は福島原発事故が起きてから原子炉等規制法のクリアランスレベルの100Bq/kgを80倍も緩和する指定廃棄物の指定基準を8000Bq/kgと決めました。この基準自体を認めることはできませんが、環境省は有識者と称する「御用(誤用)」学者を動員して覆土をすれば3000Bq/kg以下の放射性廃棄物を再生利用できると新たな基準を設け、さらには今回8000Bq/kg以下の除染土であれば再利用が可能との方針を打ち出しました。到底容認することはできません。撤回する日まで異議申し立てを行います。 |
木村結さん(東電株主代表訴訟事務局長) 福島原発事故から5年。福島には1,000万袋の汚染土が詰まったフレコンパックが点在しています。延々と続く真っ黒な袋。ドローンで撮影された不気味な映像は世界に発信されています。耐用年数は3年から5年。既に袋から草や木が生え、新しい袋に入れ替えなければなりません。しかし、原発事故をなかったことにし、原発再稼働を進めようとする人々には汚染土が詰まった袋が並ぶ風景は邪魔なのです。そしてあろうことか、この汚染土をコンクリートに混ぜてしまえ!とばかり乱暴な方法で解決しようとしています。そしてその旗振りをしているのが、「環境省」というのですから、ありえない話です。この国は静かにそして確実に狂っています。 |
鎌仲ひとみさん(映画監督) 放射性物質は隔離し、厳重に管理するのが原則。あまりにも 高い汚染基準をむりやり安全とし、全国に放射性物質をばらまく、この政策に 強く反対します。放射性物質に関する考え方そのものが間違っています。 |
岩上安身さん(ジャーナリスト/IWJ代表) 一カ所に集めることもできない汚れた汚物を我々の生活空間にまで紛れこませるという判断は理解し難い。 国土を傷つけていくことに対して、真正のナショナリストなら憤りを覚えるはずである。 |
参考記事>一億総被ばくの国家プロジェクト… 8,000ベクレル/kg以下の除染土を 全国の公共事業に!?
https://foejapan.wordpress.com/2016/04/15/8000bq_problem/
以下署名の全文です。
2016年4月 日
環境大臣 丸川珠代 様
【緊急署名】全国に被ばくを強い、環境を汚染する
「8000ベクレル/kg以下の汚染土を全国の公共事業で利用」方針に反対
環境省「中間貯蔵除染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」は、3月30日、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た汚染土に関し、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を、「遮蔽および飛散・流出の防止」を行った上で、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。「周辺住民などの追加被ばく量は年間10マイクロシーベルトに押さえられる」としています。
要請事項
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