福島ぽかぽかプロジェクト
第一期 活動報告
「福島ぽかぽかプロジェクト」として第二期スタート
1月下旬に土湯温泉への一時避難を開始した「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」は、3月で第一期を終了しました。
温かいご支援ありがとうございました。島根、広島、和歌山、熊本ほか各地から、安全でおいしい食材の差し入れもいただきました。
みなさまお一人おひとりに、この場を借りてお礼申し上げます。
民間の力だけで短期保養プロジェクトを実施できたことは大きな成果です。一方で課題も見えてきました。皆さまから種々のご意見もいただきました。これらを踏まえて、5月より第二期を再開します。
第二期は、渡利に限定せず、福島市・伊達市に対象を拡げて「福島ぽかぽかプロジェクト」として開始します。
>案内ちらし[PDF]
今後も引き続き、ご支援をお願いいたします。
■活動実績 (1/27~3/31)
【利用状況】 |
のべ355家族、のべ人数:1,640人 |
【寄付金額】 |
10,049,509円 |
■参加者の声
◇久しぶりの渡利脱出(苦笑)だったので、思いっきり深呼吸しました。子どもたちも雪遊びがとても楽しかったようで、大喜びでした。
◇今回のプロジェクトに参加させて頂きありがとうございました。みんな(家族)ストレス、疲れがひどかったため、心に潤いができました。
◇本当は避難できればよいのですが、家のローンや主人の仕事の関係で避難できずにいます。日々の子どもたちの将来の不安を感じながら、放射能から逃げずにいることに申し訳なさを感じてばかりでした。しかし、今回のプロジェクトを利用し、子どもたちの喜ぶ笑顔を見ることができました。
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■成果と課題
<成果>
・参加者が短期間とはいえ、リラックスでき、温泉を楽しんだり、子どもを外で遊ばせたりできたこと。
・参加者同士の交流もそれなりにあったこと。
・民間の力だけで短期保養プロジェクトを実施できることを示せたこと。
<課題>
・週末の利用は多かったが、平日の利用・長期間の利用が少なかった。
・企画の趣旨を、すべての参加者に十分に伝えられなかった面もあった。
・各種調整(とくに直前のキャンセル対応)の事務負担が、過大となったこと。
・主催者と参加者のコミュニケーションが十分に諮れなかった。
・各旅館に参加者が分散したため、子ども向けイベントや座談会が、特定の旅館でしかできなかった。
■会計報告
>第一期決算・第二期予算[PDF]