脱原発・エネルギーシフトに向けて
書籍案内 『福島と生きる―国際NGOと市民運動の新たな挑戦』
「復興」とは。「支援」とは。
そして、「共に生きる」とは。
私たちは〈福島〉に試されている。
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FoE Japanの 3.11以降の活動を
リアルに描いた一章が掲載されています
あの日々を私は決して忘れないだろう。なすすべもなく、無力感を感じながらテレビの映像を見守った日々。東京電力福島第一原子力発電所の大惨事。ぼやけた映像の中で原発の建屋が見る影もなく、消滅してしまったのをみたときの恐怖と衝撃・・・。
毎日のようにスタッフ会議が開かれた。「いま何をなすべきか」――。
被災地への支援について、国際環境ＮＧＯという立場から何ができるのか、くりかえし議論した。そして、原発事故への対応についても。
その結果、私たちは、私たちの社会の根幹の問題にかかわる、原発問題、エネルギー問題に真正面から取り組むこと、また、原発事故と放射能汚染の脅威にさらされている福島への人達への支援に全力をあげることを決定した。
―― 「福島支援と脱原発の取り組み」より
『福島と生きる―国際ＮＧＯと市民運動の新たな挑戦』 目次
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