脱原発・エネルギーシフトに向けて
[当日資料]
低線量被ばくの問題 公的な放射線安全概念の不正確さ[英語原文・和訳付き]
・・・アレクセイ・ヤブロコフさん(ロシア科学アカデミー)
[開催案内]
12/14 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
「低線量被ばくの健康影響:国際機関の放射線安全概念を問う」
チェルノブイリ事故後、国際原子力機関(IAEA)などの国際機関は、「放射線の影響と疾患との因果関係が証明できない」とし、小児甲状腺がんなど限られた疾患を認めたのみでした。
『チェルノブイリ―大惨事が人びとと環境に及ぼした影響』の著者でロシア科学アカデミーのアレクセイ・ヤブロコフ氏からお話を伺い、なぜIAEAなどの国際機関が低線量被ばくの健康影響を過小評価しているのか、科学的に検証します。
日時 | 2012年12月14日(金)18:30-20:30 |
会場 | 会議室 内海 3F教室 (千代田区三崎町3-6-15) >地図 最寄駅:水道橋駅、飯田橋駅、九段下駅、神保町駅など |
定員 | 120人 |
参加費 | 1000円 *申込み不要 |
主催 | FoE Japan、福島老朽原発を考える会 |
協力 | Nuclear Free Now実行委員会 |
問合せ | FoE Japan 渡辺 Tel: 03-6907-7217 Email: finance@foejapan.org |
【プロフィール】アレクセイ・ヤブロコフ博士(ロシア・科学アカデミー)
1933年モスクワ生まれ。モスクワ州立大学卒業。生物学博士号(海生哺乳類)取得。ソ連科学アカデミー動物形態学研究所。28の集団生物学、進化生物学、放射線生態学、環境政策に関する本の著者
74年~ソ連・ロシア科学アカデミー客員
88年~91年ソ連水産省の魚類学委員会議長
89年~91年ソ連最高会議生態委員会副議長ソ連人民代議員
91年~93年生態・公衆衛生に関するロシア大統領顧問
92年~93年ロシア領周辺海域への放射性廃棄物処理問題に関する国家委員会議長
93年~97年 ロシア国家安全評議会省庁間生態安全委員会議長
93年~05年ロシア環境政策センター創立者および代表
98年~ロシア科学アカデミー生態緊急問題に関する科学評議会副議長
主な著書:
“Variability of Mammals” (1976); “Nuclear Mythology” (1997); “Non-invasive Study of Mammalian Populations” (2004), “Pesticides - the Chemical Weapons that Kill Life (The USSR Tragic Experience)” (2004); “Russia: Health of the Environment and People” (2007); “Chernobyl: Consequences for People and Environment” (2007, 2009, 2011);
“Ecological Review of a Nuclear Industry” (2009); “Pro and contra a Nuclear Energy” (2012).
ヤブロコフ氏の著書(2009年/英語版)はこちら
“Chernobyl: Consequences for People and Environment”
96年からアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員
08年から国際海生哺乳類学会会員
欧州放射線リスク委員会(ECRR)の共同設立者
05年「緑のロシア」政党主席
●関連イベント情報
>セミナー「チェルノブイリ事故後のウクライナ:現場の医師は警告する~アンゲリーナ・ニャーグ医学博士をお迎えして~
2012年12月12日(水) 18:30-20:30@東京・水道橋
2012年12月13日(木)18:30~20:30@福島テルサ
>12/15・16 Nuclear Free Now ~脱原発世界会議2
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