脱原発・エネルギーシフトに向けて
署名へのご協力のお礼と提出のご報告
12月末より実施していた原子力災害対策指針の署名「30kmは狭すぎる!福島原発事故の実態の反映を!」は、みなさまのご協力により、6,449筆もの署名、162団体の賛同を得ることができました。この署名は、2月22日(金)に原子力規制委員会に提出いたしました。ご協力ありがとうございました!
[緊急署名・3次締切 2/20]
避難基準に福島原発事故の実態を!
毎時500μSv、20μSvはあまりに高い
原子力規制委員会は、現在急ピッチで避難基準を検討しています。ところが現在の案では、事故後数時間は毎時500μSv(7日間50mSv)、その後は毎時20μSv(年20mSv)と高い避難基準が設定されています。
メディアは規制委の説明をうのみにし、IAEAの異常に高い基準、すなわち毎時1000μSv、7日間100mSvと比較して、「国際基準より厳しく」などと報道していますが、これは比較する方が誤りでしょう。規制委が踏まえなければならないのは、IAEAの異常な基準ではなく福島の実情そのものです。
この問題を追及していくことは、うやむやにされている福島原発事故による住民の被ばくの責任の追及でもあり、原発の存在の根本そのものを問うことになると思います。
これは私たち自身の問題です。多くの声で、このようなでたらめな避難基準の見直しを求めていきましょう。
オンライン署名フォーム >https://fs222.formasp.jp/k282/form1/ |
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30kmでは狭すぎる!飯館村は40~50km、 60km離れた福島も多くの住民が自主避難 |
規制委の柏崎刈羽原発シミュレーションでは 100mSv/週(!)の地点ですら40km以遠。 お手軽原発事故対応許されない |
【要請事項】
1. 30kmのUPZの範囲を拡大すること
2. 毎時500μSv、20μSvという緊急時避難基準、早期防護措置の一時避難基準を見直すこと。
3. 福島原発事故後に取られた避難政策を検証すること。
このため、被災住民、避難者のヒアリングを実施すること
4. 防災指針や避難基準に関して、懸念を有する市民の声を広くきくため、公聴会を開催すること
5. 拡散シミュレーションをやり直すこと
>背景・要請理由はこちら
【署名の問合せ/署名集約先】
国際環境NGO FoE Japan
tel:03-6907-7217(平日10:00-18:00) fax:03-6907-7219 Email:finance@foejapan.org
満田夏花 090-6142-1807
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203
【呼びかけ団体】
国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)、玄海原発プルサーマル裁判の会、プルサーマルと佐賀県の100年を考える会、プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会、原発からいのちとふるさとを守る新潟県民の会、脱原発をめざす新潟市民フォーラム、原子力防災を考える長岡市民の会、原子力発電を考える石巻市民の会、原発を考える品川の女たち、再稼働反対!全国アクション、福島原発事故緊急会議
◎関連情報
>[緊急声明]避難基準に福島原発事故の実態を!(2012.12.27)
これでいいのか?防災指針の避難基準
>https://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/500sv750msv20sv.html
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