家庭農牧場募金
19戸が緑化開始 ~2010家庭農牧場レポート~
家庭規模の緑化活動を応援する「家庭農牧場募金」2009年度のご寄付で、19戸を支援、各家庭で春から緑化開始しました。寒さが続いたため、植樹作業は例年より2週間ほど遅れて始まりました。
皆で手伝いどんどん植える |
4月18日。バイスグ村を訪問しました。小雨の寒い寒い日でした。親戚や友だちに手伝ってもらい、バイラさんが開溝、植林をしているところでした。
「きのうはボージンシャンをみんなで手伝って植林を終えた。今日はバイラの番だ。」都会とは違い、村では助け合いの生活です。
作業を終え、ボージンシャンさんが4軒の現場を案内してくれました。1800本を植えたというガーダーさんの現場、次にウンドソさん、奥さんが屋敷の一角に植えたポプラを見せてくれました。ハスパゴンさんは柵を作り終えたところでした。
砂漠のど真ん中に植えました |
ボージンシャンさんの場所は村からかなり離れ、道もないところをタービンチャガン(地獄の砂漠と呼ばれる砂丘地帯)の方向に進んだところにあります。ほかと比べ厳しい環境です。
「3000本植えました。柵はこれから。来年も植えたい。」と、熱心に話してくれました。
19日はダチンノール村へ。イエシーさんは、苗木も揃い明日にでも植えられそうです。若いブルンバイラは元気いっぱい、広い土地を囲いました。スタッフのポケナビを借りると、新兵器に興味津々で、さっそく囲いを測量していました。
若葉が伸び始めたポプラ |
5月12日はチャスン村ヘ。苗畑のある農民の家でどんぐりの種まきをしていたら、今年支援したボウシェンさん夫婦が手伝いに来てくれました。種まき作業の後、植林現場を見せてもらいました。
現場はきれいに植えてあり、若葉も伸び始めていました。「ポプラ以外に文冠果も植えたい。」ここでも住民の熱心さに驚きました。
植樹時期に雨(雪や雹の日も)がたっぷり降ったので、今年の活着は期待できそうです。
写真レポートはこちらからご覧ください。
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