COP19・CMP9(ポーランド・ワルシャワ会合)
COP19に向けて
2013年 11月14日
2013年11月11日~22日、ポーランド・ワルシャワで、国連気候交渉
(COP19=国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議、CMP9=京都議定書第9回締約国会議)が開催されています。
議長国のポーランドは、欧州のなかでも最も温暖化対策に積極的でない国で、COP期間中に石炭サミットを開催する等批判も向けられています。
しかし、将来枠組みに向けた交渉を後退させることは許されず、2020年までの取組を強化し、かつ新しい枠組み作りを前進させる世界のリーダー達の努力が期待されます。
世界中で頻発する異常気象や気候の変化はいよいよ深刻になっており、今年も豪雪、猛暑、複数回の巨大台風などが私たちの生活にも直接的な影響をもたらしています。
フィリピン災害に対する黙とう |
COP19開始直前にフィリピンを襲った台風では、数千人が犠牲となり、数百万人が被災しています。
そのような中で、日本はこの会合中に、民主党政権時代に約束した温室効果ガス削減目標の代わりとなる新しい目標を公表すると言われています。緊急を要する世界規模での気候変動対策に対していかに日本の誠意を示すことができるのかが問われています。
●関連情報
>FoEインターナショナル「COP19に向けたメッセージ」(英語)
>11/5 セミナー「気候変動:ワルシャワ会合の焦点~小野寺ゆうりが語る~」報告資料
UNFCCCウェブサイト
>https://unfccc.int/meetings/warsaw_nov_2013/meeting/7649.php
発表資料
2013.11.27 12/18 COP19報告会 ~NGOはワルシャワ会議をどう見たか 日本はどうするべきか~
2013.11.24 COP19ワルシャワ会合を終えて 先進国は2020年削減目標を即時強化すべき
2013.11.21 プレスリリース 「国際NGOのCOP19からの一斉引き上げ」
2013.11.15 プレスリリース 「安倍政権は日本の温室効果ガスの2020年排出削減目標を再検討すべき」
2013.11.15 FoEインターナショナルプレスリリース"Japan's Climate Inaction Strongly Denounced"(英語)
2013.11.11 プレスブリーフィング 「COP19始まる - 石炭COPで終わらせないために」