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サハリン石油・天然ガス開発事業
報告会「サハリン石油ガス開発と生態系保全のこれから〜渡り鳥を通じて考える」
●報告会は終了しました。ご参加ありがとうございました。資料はこちらからご覧いただけます。
>当日資料
北海道の北約43kmに位置するサハリン。ロシア極東に位置し、人口も少なく、これまで大規模な開発を免れてきたサハリンは、豊かな生態系を残してきました。
サハリン北東部沿岸部には、国際自然保護連合(IUCN)により「深刻な絶滅危惧」に指定されているニシコククジラの唯一と言われる採餌場があります。
またサハリンには、日露渡り鳥保護条約の指定種や日本の環境省のレッドリストに記載されている鳥類、海生哺乳類、魚類などの生息地もあり、多くの生命を育んできました。
一方で、現在サハリン沖合いでは、1~9に及ぶ大規模な石油・天然ガス開発計画があります。そのうち、すでに操業しているサハリン1とサハリン2に、日本は投融資、開発、購入のいずれにも深く関わっています。
私たちの生活と深く結びついている開発事業の現場では、どのような環境配慮が求められるのでしょう?
また、日本に住む私たちは、この課題にどのように取り組んだらいいのでしょうか?
操業を開始した今、最も懸念されているのが油流出事故です。ひとたび大規模な事故が起きてしまったら、真っ先に影響を受けるのは野生生物、特に渡り鳥です。生態系の上位部に位置する彼らは、生態系の健康状態を私たちに示してもくれます。
報告会では、8月下旬にサハリン北東部の湿地帯で渡り鳥(特にシギ・チドリ類)の調査(※)を行った柏木実さんから、サハリンの生態系の豊かさについて語っていただきます。今後必要な保全の取り組みなどについて、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。
※本調査は、2009年度のPRO NATURA FUNDによる助成金によって実施されました。
日時 | 2010年9月10日(金)18:30~20:30 |
場所 | 環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室 >地図 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F TEL:03-3406-5180 |
内容 | 1.サハリン2石油ガス開発と生物多様性保全を巡る日本の関わり
・・・渡辺瑛莉(FoE Japan、サハリン・ジャパン・ワイルドライフ・ネットワーク世話人) >当日資料[PDF・2.6MB] 2.サハリン北東部シギ・チドリ類調査報告 ・・・柏木実さん(ラムサール・ネット日本共同代表、日本野鳥の会嘱託専門員、 サハリン・ジャパン・ワイルドライフ・ネットワーク世話人) >当日資料[PDF・12.3MB] |
参加費 | 無料 |
定員 | 60名 |
申込み | 申込みフォームよりお申込みください。 > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(サポーター) |
問合せ | FoE Japan(渡辺) TEL:03-6907-7217 FAX:03-6907-7219 Email: finance@foejapan.org |
主催 | FoE Japan |
共催 | サハリン・ジャパン・ワイルドライフ・ネットワーク、ラムサール・ネットワーク日本 |