武藤類子さんがドイツ団体の「環境賞」を受賞:3/9に記念イベントを開催

福島支援と脱原発2025.2.21

「バイエルン環境賞」は、ドイツの環境保護団体BUND Naturschutz in Bayern e.V.(バイエルン自然保護連盟、FoEドイツバイエルン州本部)が主催する賞です。この賞は、環境保全に顕著な貢献をした個人や団体に、毎年贈られています。特に、生物多様性の保全、気候変動対策、持続可能なライフスタイルの推進などに尽力した人々が対象となります。

Bayerischer Naturschutzpreis | BUND Naturschutz

2025年、長年にわたり日本の脱原発運動をリードし、福島第一原発事故以降は福島原発告訴団の団長などとしても活動してきた武藤類子さんが、この賞を受けます。

3月9日、受賞を記念したイベントを日独の共同で開催します。
武藤類子さんおよび一緒に活動してきた方や、ドイツで脱原発運動をしてきた方などが、脱原発・エネルギーシフトの現在地を語ります。

ぜひご参加いただければ幸いです。

<武藤類子さんプロフィール>
福島原発告訴団団長。1953年、福島県生まれ。福島県三春町在住。養護学校教員などを経て、2003年から福島県三春町で里山喫茶「燦(きらら)」を営むが、2011年の原発事故後に閉店。チェルノブイリ原発事故をきっかけに、長年反原発運動に取り組み、2012年から福島原発告訴団の団長として東京電力の責任を問う活動を続けている。原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)共同代表、3・11甲状腺がん子ども基金副代表理事。主な著書に『福島からあなたへ』『10年後の福島からあなたへ』(ともに大月書店)『どんぐりの森から』(緑風出版)など。

日時2025年3月9日(日) 日本時間 19:00~20:40 中央ヨーロッパ時間 11:00~12:40
会場オンライン(zoomミーティング)
https://us02web.zoom.us/j/81266182482?pwd=acIbxmr7hbaX0eSC7PBpI8aFg8IPsU.1
Meeting-ID: 812 6618 2482
パスコード: 330390
言語日独同時通訳 (Zoomの同時通訳機能で「日本語」をお選びください)
参加費無料
主催FoEドイツバイエルン州本部 
共催: FoE Japan、フリードリヒ・エーベルト財団

プログラム:

19:00  開会(FoEドイツ マルティン・ガイルフーフェ、FoE Japan 吉田明子)
19:10  武藤類子さんにバイエルン環境賞授与 (FoEドイツ前代表 フーベルト・ヴァイガーさん)
19:30  武藤類子さん講演
19:50  福島より、大河原さきさん、山内尚子さんコメント
20:00  FoE Japan 満田夏花よりコメント
20:10  BUNDよりドイツのエネルギー政策の現状について
20:25  ドイツの反原発団体より キャシー・ミュールバッハシュトゥルムさん、バブス・ギュンターさんよりコメント
20:35  挨拶
20:40  閉会

 

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