原発GX関連法案の廃案を求める集会
【当日資料】すべてPDF
>GX推進法を通してはいけない5つの理由
>ざっくり解説 GX推進法案とGX脱炭素電源法案(満田)
>焼き太りのGX、低効果、遅すぎ、原発回帰(松久保)
衆議院経済産業委員会で、GX推進法案の審議が大詰めを迎えています。GX推進法案は、政府が策定する「GX推進戦略」を推進していくため、20兆円にも及ぶGX経済移行債の発行やGX推進機構を設立するという内容になっています。この中には、原発の再稼働、原発の運転期間の延長、次世代革新炉による原発の新増設や建て替えなども含まれます。
3月末には、「GX脱炭素電源法案(※)」が衆議院で審議入りするものとみられています。(※原子力基本法、原子炉等規制法、電気事業法、再処理法、再エネ特措法の5つの改正案を束ねたもの。)
こちらの束ね法案には、原子力基本法について、国の責務として、原子力の活用、国民の理解促進、技術開発、人材育成、事業環境整備などを追加することが盛り込まれています。国が、私たちの税金で原子力事業者を支援することを「責務」として位置づけているのです。
また、原子炉等規制法から「原則40年、1回に限り、原子力規制委員会が認める場合は20年延長できる」とする規定を削除し、経済産業省が所掌する電気事業法に移し、停止期間を除外できるようにする規定を盛り込もうとしています。「電気事業法」に移すことにより、原子力を「利用」する立場の経済産業省が、原発の運転期間に関する決定権限を持つことになります。
トラブルが多く、不安定で危険、コストも高い原発を進めることは、むしろ電力需給ひっ迫のリスクを高め、電力の不安定化を生み出します。
GX関連法案は、原発産業支援法案。経済合理性がなく、放置すれば消えゆくであろう原子力産業を維持するために、私たちや将来世代のお金を注ぎ込む仕組みを作り出すものです。私たちは強く反対します。このたび、GX関連法案の廃案を求める集会を開催します。
日時:2023年3月28日(火)18:15~19:45(開場18:00)
場所:衆議院第一議員会館1階多目的ホール (最寄り駅:東京メトロ国会議事堂前駅、永田町駅)
※議員会館ロビーにて、18:00-18:20通行証を配布します。
参加費無料、申し込み不要
内容(予定、敬称略):
「ざっくり解説、GX推進法案とGX脱炭素電源法案」…満田夏花/FoE Japan
「ここが問題! GX関連法案の危険性」…松久保肇/原子力資料情報室
「原発推進のGXを止めよう!」…阪上武/原子力規制を監視する市民の会
【市民・国会議員によるリレートーク】
武藤類子/ひだんれん
井上年弘/さようなら原発1000万人アクション
鳥原良子/川内原発建設反対連絡協議会
芹ケ野瑠奈/日本若者協議会
国会議員からの発言 など
主催:国際環境NGO FoE Japan、原子力資料情報室、原子力規制を監視する会、さようなら原発1000万人アクション、ひだんれん、ワタシのミライ、原水禁
協力:原子力市民委員会
問い合わせ先:
国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9 TEL: 03-6909-5983/FAX: 03-6909-5986
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- 原子力産業を長期にわたり官民資金で支援する
- 経済産業省への白紙委任
- 脱炭素基準、環境・人権配慮基準の不在
- 将来世代を含めた国民が負担し、排出者を利する
- 資金の流れが不透明、監視、検証ができない
【Q&A 原発の運転期間の延長、ホントにいいの?】
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