バイオマス発電が森林を壊す?-EU再生可能エネルギー指令の改定(REDIII)で問われていること

バイオマス2023.7.10

>ルーク・チャンバレンさん資料 和訳 オリジナル(英語)

満田夏花資料

今年9月、欧州議会においてEUの再生可能エネルギー指令の改正案(REDIII)が可決されました。この過程で、森林由来のバイオマス燃料の扱いが大きな焦点となりました。当初の欧州委員会の提案においては、製材や丸太などの材を燃料から除外すること、熱電併給ではない発電所については2026年末までに補助金を中止していくこと、一次林の保護やバイオマスのカスケード利用の原則などが盛り込まれていました。欧州議会での議論はどのようなものだったのでしょうか。
このたび、欧州のバイオマス政策と森林や気候に与える影響について調査提言活動に取り組んできた、Partnership for Policy Integrityのルーク・チャンバレンさんをお迎えし、欧州のREDIIIにおける森林バイオマスの扱いについてお話しいただき、日本のバイオマス発電をめぐる政策について考えるオンラインセミナーを開催します。ぜひご参加ください。

日時:2022年11月4日(金)17:30-19:00
オンライン会議システムzoomを利用
プログラム:
・イントロダクション
・REDIIIにおける議論の焦点…ルーク・チャンバレンさん(Partnership for Policy Integrity)
・日本のFITバイオマス発電のガイドラインの問題点…満田夏花(FoE Japan)
・質疑
申し込みはこちらから。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_AdqIvXzsTn6voyrK0t0XLg

主催・問い合わせ先:国際環境NGO FoE Japan

協力:ウータン・森と生活を考える会、バイオマス産業社会ネットワーク、Fair Finance Guide Japan、地球・人間環境フォーラム、プランテーション・ウォッチ

 

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