10/27岸田政権の原発推進方針に声を! COP27 を前に~気候危機と原発~オンライン記者会見

気候変動2023.7.10

2022年夏、そして9月にも日本や世界の各地で、気候変動による気象災害が頻発、大きな被害が出ています。気候危機は今すでに現実のものとして起こっています。しかし、日本ではカーボンニュートラルを掲げながらも、現実に進められようとしているのは「誤った対策」です。

岸田首相は、8月に「これまでの化石燃料を中心とした経済社会システムからグリーンなエネルギーへの転換を検討する」と掲げるGX実行会議に対して、原発推進の具体策を出すように指示しました。その指示のもと、年内にも原発の再稼働や延長運転、「次世代原子炉」の新増設・リプレースが具体化されようとしています。

原子力は大きなリスクと被害を伴い、気候正義に反するものです。また電力の大量生産・大量消費の構造を温存し、本来進めるべき省エネ・再エネ対策への抜本的な転換をますます遅らせてしまいます。

COP27の開催を前に、気候危機問題に取り組む団体等からこの危機感を共有し、原子力発電をゼロエミッション電源として推進することに強く抗議するオンライン記者会見を開催しました。

日時:2022年10月27日 (木)18:00-18:50

スピーカー

鴫原宏一朗(Fridays for Future Japan)
深草亜悠美(国際環境NGO FoE Japan) 
中山均(新潟市議、気候危機・自治体議員の会)
デイブ・スウィーニー(Don’t Nuke the Climate Australia)

主催

ピースボート、FoE Japan

*このセミナーは、緑の地球防衛基金の助成を活用し実施しています。

 

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