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マングローブ再生プロジェクト
2年目の活動報告 /2010年
    2010年度も、引き続きトゥグレジョ地区で特にタパック村を重点的なモデル地域として活動を継続しました。また、スマラン市全体でマングローブ保全活動を促進するために、地方政府の政策に働きかけを行いました。 
    
    >タパック村の紹介と写真はこちら
    
    【4月】
    スマランマングローブ協働作業部会(KKMKS)の設立  >https://www.kkmks.org/
    2009年度の連続ワークショップの結果を受け、正式にマングローブ協働作業部会が立ち上がりました。作業部会には、マングローブに関心を持つコミュニティ代表、スマラン市政府の関係局、大学、NGOなど様々なステークホルダーが平等の立場で参加し、少なくとも2ヶ月に一回定期会合を持ち、マングローブ保全に関する情報を集約すると共に、連携や具体的な保全方法、政策について協議していきます。 
【6月-9月】
    エコツアーの受け入れ 
    2010年は、日本から2回のエコツアーを受け入れると共に、インドネシア国内からのローカルツアーをたくさん受け入れ始めました。現地の企業や幼稚園など教育目的のツアーから、タパック村の成長を学ぶための他地域の行政からの視察も増加しています。 
    
|  エコツアーでガイドを担当する現地の若者 |  ツアーの反省会 | 
    【8月-10月】
    苗床の設置 
    水温が高い日が続き、苗床が弱ることもしばしばありました。一方で、地方政府を通じた苗の購入希望が多くあり、重要に応えるために嬉しい悲鳴が聞こえる日々でした。 
  
|  マングローブの種 |  苗床 | 
    【1月】
    タイヤ護岸の改善研修 
    毎年のように高く、激しくなる高波により、これまでの古タイヤ護岸が崩れつつあります。今回、日本から護岸の専門家(FoEサポーター)に来ていただき、強固なタイヤ護岸に改良するための指導をしていただきました。タパックでの経験を他の村でも活用してもらえるように、マングローブ協働作業部会でも情報を共有しました。 
    
|   専門家の指導の下でタイヤ設置 |    タイヤに詰める土をすくっています | 
|  作業部会で改良護岸の解説をする専門家 | 
    【1月-3月】
    ツーリズム研修 
    タパックをスマラン市のマングローブ教育センターとして位置づけるため、本格的にツーリズム研修を始めました。住民もやる気満々です!スマランツーリズム大使やツーリズム局の協力も得て、研修会を開催し、ツアー形成やガイドの基本を学びました。3月には、農村部のアグロフォレストリー事業の住民も招待しワークショップを開催しました。また、新聞社の協力の下、スマランの一般市民を招待したモニターツアーも実施し、研修の成果を披露しました。モニターツアーにはミス・スマランも参加し、今後多くの市民に広報されることも期待できます。 
    
    【2月-】
    マングローブ植林 
    2010年度は90000万本のマングローブを植林できました! 
|  少し大きくなった2009年植林 |  植林準備の様子 |  植林する住民たち | 
  











