【ウェビナー】クーデター以降の対ミャンマーODAを考える
2021年2月にミャンマー軍によるクーデターが発生して以降、同軍は民主化を求める市民を弾圧し、現在確認されているだけでも4,017人を殺害、19,970人を不当に拘束しています(8月30日時点)。また、各地で軍と民主派や少数民族武装勢力との間で武力衝突が発生し、国連によると190万人もの国内避難民が発生している状況です。
日本政府は2020年までに1兆8449.39億円の政府開発援助(ODA)をミャンマーに供与する予定でした(累積。円借款事業の約束分を含む)。クーデター後にミャンマーをめぐる情勢が激変したにも関わらず、現在も円借款事業の34事業が進行中であるなど、日本のODAを通じた「援助」は続いたままです。ODA事業の中には、ミャンマー軍が行いその資金源となるビジネスに関係するものや、紛争を助長する、と現地から懸念の声が上がっている事業もあります。
今回のウェビナーではゲストスピーカーを交え、ODAの問題事業、現状でODAを継続することの懸念等についてお伝えします。
■日時:2023年9月19日(火) 19:00-20:30
■オンライン開催(ウェビナー)
■要申込:下記リンクのフォームにご記入ください。ウェビナーのリンクが返送されます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/bfd9bc1f796474
■参加費:無料
■共催:メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoE Japan、NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク、NPO法人日本国際ボランティアセンター(JVC)、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)
■協力:ヒューマン・ライツ・ウォッチ
■プログラム(予定)
・開会(5分)
・対ミャンマーODAの特徴(5分)メコン・ウォッチ 木口由香
・バゴー橋建設事業の問題(20分)ヒューマン・ライツ・ウォッチ 笠井哲平
・ODAを継続することの問題点(15分)木口由香
・Q&A 45分
■問合せ先:メコン・ウォッチ info@mekongwatch.org