お知らせ
6/11 院内セミナー「ジャパン・アズ・ナンバーワン・バイヤー
~マレーシア・サラワク州の先住民族と日本木材市場の切れない関係」
終了しました。ご参加いただきありがとうございました。 ⇒開催報告はこちらをご覧ください。
マレーシア・サラワク州で、先住慣習権を無視した違法伐採が横行し、先住民族の人々は先祖代々の土地や生活の糧、伝統的文化を失う危機に瀕しています。
サラワク産の木材は、日本市場で多く流通しており、その中には違法伐採と関連しているものが含まれると指摘されています。安価な違法伐採木材は市場を混乱させ、国産材の価格を押し下げているとも言われています。
サラワク州で長年環境保護活動に取り組んできたウォン・メンチュー氏に、森に生きる先住民族への影響や、木材伐採と森林減少の実情をお話しいただき、日本の違法伐採対策の課題とその強化を考えます。
日時 |
2013年 6月11日(火)13:00~13:45 |
会場 | 参議院議員会館B109 >地図 |
プログラム |
◇「Japan as No1 Buyer !~サラワクの森林と日本市場との切れない関係」 |
共催 | 国際環境NGO FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、サラワクキャンペーン委員会、 熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部 |
問合せ | FoE Japan 三柴 Tel: 03-6907-7217 FAX: 03-6907-7219 Email: forest@foejapan.org |
【講師プロフィール】
ウォン・メン・チュー氏
マレーシア・サラワク州シブ生まれ。ロンドンにあるインペリアル大学の環境マネジメント部で修士号取得。25年以上にわたり、サラワクの森林・環境保全や先住民族の権利保護をテーマにNGOとして活動を続けている。現在は地域支援組織であるIDEAL(オルタナティブな生き方の発展研究機関)の代表。またシブを拠点に、独立リサーチャーとしての活動や、マレーシアのコミュニティカレッジ講師も務めている。共著に『Land is Life-Land Rights and Oil Palm Development in Sarawak』2007がある。