脱原発・エネルギーシフトに向けて
報告会
「福島市渡利における放射能汚染調査結果(速報)と避難区域の設定の問題点」
福島市渡利では、福島市の調査により3.2μSv/hを超える高い線量がポイントではなく面的な広がりを持って存在することが明らかだったのにもかかわらず、説明会も開催されないまま、何か月も放置されてきました。
8月下旬、渡利の一部の地域において、原子力災害現地対策本部および福島県による詳細調査が実施されました。その結果、地上から高さ50cmの地点で、毎時5.4マイクロシーベルト/時が1箇所計測されたことが報じられています。
このたび、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、FoE Japanは、山内知也・神戸大学大学院教授に依頼し、福島市渡利における放射能汚染調査を実施しました。
調査の結果、渡利全域において、国および県が詳細調査を行っていない場所においても、特定避難勧奨地点に該当する高い汚染を示す場所が、複数存在することが明らかになりました。たとえば、渡利小学校通学路除染モデル事業測定地点の一部にあたる路地では、50cm高で最高5.2マイクロシーベルト/時を計測、ある神社では、1cm高で10μSv/hを超える箇所が計測されています。
この調査結果を踏まえ、下記のように報告会を開催しますので、ぜひご参加ください。
◆出席者(予定):
山内知也/神戸大学大学院教授
阪上武/福島老朽原発を考える会代表(フクロウの会)代表
満田夏花/国際環境NGO FoE Japan理事
◆内容(予定):
・ 福島市渡利における放射能汚染調査の結果について(速報)
・ 避難区域の設定の問題点について
*入場無料・申込み不要です
日 時 | 2011年 9月20日(火)14:45~16:45 |
会 場 | 福島テルサ3Fあぶくま (福島市上町4-25) >地図 福島駅東口より徒歩10分 |
主催 | 国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会) |
問合せ | FoE Japan 満田夏花(みつたかんな) 090-6142-1807 |
※9月20日、10:30から、東京の参議院議員会館B109において、同様の内容の記者会見を開催します。東京にお住まいの方は、こちらの方にもぜひご参加ください。