脱原発・エネルギーシフトに向けて
文科省前行動 ~区域外避難者・「自主」避難者にも正当な賠償を!
7月29日(金) 12:00~13:15(予定) 文部科学省旧館前 >地図 |
■趣旨
7月29日(金)に行われる原子力損害賠償紛争審査会において、福島原発事故における東電の補償について、中間指針(案)が提示されます。ここで避難区域外からの「自主」避難者に対する賠償が盛り込まれない可能性が高まっています。
水素爆発の恐怖から避難せざるを得なかった…家の中が放射線管理区域状態でとても子育てができる環境ではない…私たちが実施した意見書や、紛争審査会に提出した意見書には、避難せざるを得ない状況、二重生活、二重ローン、かさむ交通費、退職による収入減から生活は苦しく、補償が是非とも必要な実状が綴られています。また、避難したくてもできないでいる多くの人も、補償により道を切り開きたいと望んでいます。
>審査会宛意見:「私たちの声をきいて下さい!」
>「自主避難でアンケート実施」
7月15日に行われた紛争審査会事務局との交渉では、避難者からこうした実状が訴えられ、意見書と合わせて「自主」避難者への賠償を求める要請書を提出しました。
>原子力損害賠償紛争審査会との交渉
>プレスリリース:NGO6団体、原子力損害賠償紛争審査会と交渉
しかし、紛争審査会は今、これを受け入れない方向で中間指針を出そうとしています。私たちは、事故後の状況、また汚染が深刻な広がりをみせている現状に鑑み、自主避難を余儀なくされた方々の声を直接、審査会に届けるため、今回の要請行動を実施します。
緊急行動として、会場となる文科省旧館の前でアピール(横断幕、マイクアピール、チラシ撒き)を行いたいと思います。行動には福島と首都圏から「自主」避難された方が参加します。
■呼びかけ団体(7月26日現在):
福島老朽原発を考える会
国際環境NGO FoE Japan
プルトニウムなんていらないよ!東京
■問い合わせ先:
国際環境NGO FoE Japan 満田夏花(みつた・かんな)携帯:090-6142-1807