脱原発・エネルギーシフトに向けて
大飯原発破砕帯問題
国会議員有志108名が緊急要請、市民9,518筆の署名も提出
本本日、大飯原発敷地内の破砕帯(断層)の早急な掘削調査を求める超党派国会議員有志108名が、野田総理及び枝野経済産業大臣宛の緊急要望著を提出しました。同時に市民による緊急署名(9,518筆)も提出しました。
本要望書では、複数の専門家が、大飯原発敷地内の破砕帯(断層)が活断層である可能性を指摘していることをあげ、「過去の保安院の評価を絶対視することはできない」とし、予備費を支出し、早急にトレンチ掘削調査を行うべきとしています。
要望書は、齋藤 勁(さいとうつよし)内閣官房副長官が受け取りました。鳩山由紀夫議員、福島みずほ議員、橋本べん議員、福島みずほ議員、平山誠議員などが提出しました。
また、市民側からは、福島老朽原発を考える会の阪上武、FoE Japanの満田夏花から同様の内容の緊急署名を提出し、国民の命を守るため、再稼働を撤回し、早期の断層調査を実施することを要請するとともに、7月3日に開催された原子力安全保安院の地震・津波意見聴取会において、保安院が傍聴者リストを警察に見せていた問題をあげ、市民の正当な傍聴の権利がうばわれていることを抗議しました。
要望書はこちら
>大飯原発敷地内の破砕帯(断層)の早急な調査を求める緊急要望書 (国会議員)
>大飯原発の破砕帯(断層)-掘削調査を早期に!大飯原発 再稼働の撤回を!(市民)
緊急要望書の呼びかけ議員、賛同議員は以下のとおりです。
<呼びかけ議員>(五十音順、39議員)
相原史乃、阿部知子、網屋信介、市田忠義、石田三示、生方幸夫、大河原雅子、太田和美、小野次郎、
柿澤未途、笠井亮、加藤修一、紙智子、川田龍平、櫛渕万里、河野太郎、重野安正、瑞慶覧長敏、
平智之、高橋千鶴子、武内則男、谷岡郁子、玉置公良、中後淳、辻恵、ツルネン・マルテイ、照屋寛徳、
服部良一、橋本べん、初鹿明博、鳩山由紀夫、平山誠、福島みずほ、松木けんこう、三宅雪子、
山崎誠、山下芳生、横峯良郎、吉田忠智
<賛同議員>(五十音順、69議員)
赤嶺政賢、有田芳生、泉健太、糸数慶子、井上哲士、江崎孝、江田けんじ、大谷啓、大山昌宏、
岡本英子、小熊慎司、川内博史、川島智太郎、木内孝胤、菊池長右エ門、城内実、黒田雄、小泉俊明、
古賀たかあき、穀田恵二、小宮山泰子、近藤昭一、今野東、斎藤やすのり、斉藤進、坂口岳洋、
佐々木憲昭、佐藤夕子、志位和夫、塩川鉄也、篠原孝、杉本かずみ、首藤信彦、外山斎、大門実紀史、
たしろかおる、田中眞紀子、玉城デニー、田村智子、道休誠一郎、徳永エリ、豊田潤多郎、中川治、
中島政希、中島隆利、長島一由、中津川博郷、中西健治、那谷屋正義、姫井由美子、福島伸享、
舟山康江、本村賢太郎、牧義夫、又市征治、皆吉稲生、宮崎岳志、宮本岳志、三輪信昭、村上史好、
山内徳信、山口和之、山田正彦、吉泉秀男、米長晴信、若井康彦、渡辺義彦、渡辺喜美、渡辺浩一郎
【関連情報】
>緊急署名 大飯原発の破砕帯(断層)-掘削調査を早期に! 再稼働撤回を!(2012.07.07)
>[緊急声明]大飯3号機の再起動に抗議:あらゆる反対の声を押し切った暴挙 (2012.07.02)
>地震・津波に関する意見聴取会委員宛意見書(2012.07.01)
>国の審議会委員へ大飯原発破砕帯現地調査を要望 (2012.06.29)
>大飯原発敷地内で、国会議員と専門家が現地視察:報告(2012.06.27・避難の権利ブログ)
>[プレスリリース]経産大臣政務官へ大飯原発敷地内の断層の再調査を要望 (2012.06.26)
>政府交渉速報 大飯3・4号機の再稼働は止めることができる!(2012.06.25)