脱原発・エネルギーシフトに向けて
エネルギー政策見直しの前提は福島原発事故の反省 ―-意見を伝えよう!
12月6日、エネルギー基本計画の見直し作業を行っている資源エネルギー庁・総合エネルギー調査会・基本問題委員会より、「論点整理案」が示され、12日、その修正について議論がなされました。
今のところこの論点整理(案)では、「原子力依存をできるだけ低減させる」ことを基本的方向とする、とする一方で、「戦略的判断として一定比重維持すべきとの意見も少なからず出された」との論も併記される形となっています。原子力温存の方向となってしまう懸念もある、との報道発表も多く見られます。
一番の問題は、大島委員なども指摘しているように、福島事故の被害が議論の出発点とされていないことです。この莫大な被害を二度と繰り返さないことを、が議論の前提とされなければなりません。
基本問題委員会では、エネルギー基本計画見直しについて意見を募集しています。
年明けの議論再開にむけ、私たちも、一人ひとりが意見を伝えていく必要があります。
※資源エネルギー庁・総合エネルギー調査会・基本問題委員会
過去の資料、議事概要はこちらから閲覧できます。
「新しいエネルギー基本計画の策定に向けた意見募集」への投稿もこちらから
>https://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/index.htm
※基本問題委員会の録画映像はこちらから(ニコニコ生放送)
>https://live.nicovideo.jp/watch/lv73716180?ref=ser
※eシフト・市民委員会「脱原発・エネルギーシフトの基本方針」を発表
>https://www.foejapan.org/energy/eshift/111208.html