避難の権利と帰還問題
いま、あらためて振り返る 原発事故避難のこと 「ないこと」にされた被ばくのこと
~菅野みずえさん講演会 in 郡山
※この講演会は、「東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト」の一環として実施します。
菅野みずえさんは、浪江町津島地区に居住していました。2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く原発事故により3月15日、避難を強いられました。避難の途中、郡山市で体表面汚染検査(スクリーニング)を受けました。無我夢中で意味もわからずに受けた検査ですが、その後、いろいろなことがわかってきました。
いま、あらためて原発事故避難のこと、福島県の当時のマニュアルで定められていたスクリーニング手続きの意味、「ないこと」にされてしまった被ばくのことを振り返ることは、現在の福島第一原発事故の状況や、各地で原発が再稼動されている状況を考えると、とても重要です。
菅野みずえさんを迎えてのお話し会を開催します。また、初期被ばくが隠されてしまった経緯やスクリーニングの意味、現在の甲状腺がんをめぐる状況についてもお話しします。ぜひご参加ください。
日 時 | 2019年7月2日(月)18:30~20:30 |
会 場 | 市民交流プラザ 第一会議室 (郡山駅西口ビックアイ7 F ) |
参加費 | 無料 |
プログラム | 原発事故避難を振り返る(菅野みずえ/浪江町津島から兵庫県に避難) 隠された初期被ばくとスクリーニングの意味(満田夏花/FoE Japan) 甲状腺がんをめぐる状況(武藤類子/福島県三春町在住) |
主 催 |
菅野みずえさんのお話しをきく会、 国際環境NGO FoE Japan |
問合せ |
国際環境NGO FoE Japan TEL: 03-6909-5983 / FAX: 03-6909-5986 / E-mail: info@foejaapn.org |
東電・福島第一原発事故「見える化」プロジェクト ご寄付募集 着々と福島原発事故の「見えない化」が進んでいます。避難者の数や実態、健康被害をはじめ、被害の実態や除染土など、原発事故の痕跡そのものが覆い隠されようとしているのです。 FoE Japan では、東京オリンピックの年である来年 2020 年にあわせ、東電福島第一原発事故を「見える化」し、国際的に情報を発信していくプロジェクトを立ち上げます。このプロジェクトを実現するために、みなさまのご寄付を呼び掛けています。ぜひご協力ください! くわしくはこちらから。 https://www.foejapan.org/energy/fukushima/190505.html |