避難の権利と帰還問題
集会&政府交渉:原発事故被害の今とこれから~求められる「国」の関与とは(12/1)
<配布資料>
・避難者たちの住まいと暮らし 現状報告 瀬戸大作(避難の協同センター)
・講演 塩崎堅明さん(立命館大学特別招聘教授)
※原発事故の区域外避難をめぐる経緯
・保養のニーズと現状…矢野恵理子(FoE Japan)
・子どもたちの甲状腺がんは?…吉田由布子さん(3・11甲状腺がん子ども基金専務理事)
今年3月31日、避難指示区域外の住民に対してそれまでの住宅提供が打ち切られました。民間の支援団体である「避難の協同センター」のもとには、いまでも数々のSOSの電話、メールが入っております。中には、貧困に陥り、生活保護を受給せざるをえない人も少なからずいますが、なかなか支援の手が行き届かないのが現状です。復興庁は、避難者の数すら、正確には把握できておらず、また、具体的な生活再建の施策がほとんどない状況です。
また、福島県の子どもたちの甲状腺がんまたは疑いは194人に達し、このうち154人の子どもたちが手術を受けました。「3・11甲状腺がん子ども基金」の支援している、福島県内外の患者では、再発や転移など深刻な症例が明らかになってきています。
さらに、事故後6年半以上たった今でも「保養」のニーズは高く、帰還した家族などの参加も増えています。
しかし、国は「復興」加速化の政策をかかげ、「避難」「健康」「保養」など、原発事故被害の対応は現状把握ですらなされていないのが実情です。
こうした実情に関して、課題を整理し、政府に対応を求めていくため、院内集会と政府交渉を開催します。
日時:2017年12月1日(金)13:00~17:00
場所:衆議院第一議員会館 国際会議室
(最寄駅:東京メトロ・国会議事堂前駅1番出口3分)
※12:30から衆議院第一議員会館ロビーにて通行証を配布します。
13:00~15:00 集会
開会挨拶・趣旨説明 佐藤和良(いわき市議会議員)
1)避難者たちの住まいと暮らし
現状報告 瀬戸大作(避難の協同センター)
講演 塩崎堅明さん(立命館大学特別招聘教授)
2)保養のニーズと現状…矢野恵理子(FoE Japan)
3)健康:子どもたちの甲状腺がんは?
吉田由布子さん(3・11甲状腺がん子ども基金専務理事)
15:30~17:00 政府交渉(調整中)
資料代:500円
主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動
共催:「原発事故子ども・被災者支援法」推進自治体議員連盟
協力:避難の協同センター、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
「避難の権利」を求める全国避難者の会(調整中)
問い合わせ先:原発事故被害者の救済を求める全国運動
事務局 国際環境NGO FoE Japan 〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983(平日・日中) / FAX: 03-6909-5986
携帯:090-6142-1807
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