原発輸出
原発輸出案件への公的信用付与の際の情報開示についてJBIC/NEXIに要請 ~少なくとも日本なみの情報開示を
本日、FoE JapanなどNGO4団体は、国際協力銀行(JBIC)および日本貿易保険(NEXI)に対して、原発輸出案件の融資や付保にあたっての情報公開すべき事項に関して、要請書を提出しました。
これは、原発輸出案件の公的信用付与の決定前に、少なくとも日本での設置許可の審査などで公開されているのと同等の情報開示を求める内容となっています。
4団体はかねてより、危険な原発事業へ公的資金を使った融資・付保が行われることについて警鐘をならし続け、2016年1月28日付で、JBIC/NEXIに対して包括的な提言書を提出しています。
国際協力銀行 御中 日本貿易保険 御中
国際環境NGO FoE Japan 原子力規制を監視する市民の会 原子力資料情報室 「環境・持続社会」研究センター(JACSES) 協力:プラント技術者の会 原発輸出案件への公的信用付与決定前後に行う情報開示について
JBIC/NEXIによる原発関連事業への公的信用付与に関しては、すでに2016年1月28日付で全般的な提言書を提出している。 1.事業者による情報公開およびステークホルダー協議について (1)融資・付保決定前 事業者は、なるべく早いタイミングで、事業実施場所の事務所もしくは事業の影響を受ける住民が立ち寄ることが可能な場所およびウェブサイトにおいて、地域のコミュニティが理解可能な言語および英語にて、以下を公開しなければならない。また、影響を受ける住民等が、写しを取得できるようにしなければならない。 1)フィージビリティ・スタディ 3)原子炉設置許可書 事業者は、上記の内容について十分に公開し、地域住民やNGOを含むステークホルダーへの説明・協議を実施し、その結果を適切に事業計画に反映しなければならない。 JBIC/NEXIは、融資実施前に、事業者が適切に情報公開および協議を行い、ステークホルダーからの意見を計画に反映していることを確認する必要がある。 (2)融資・付保決定後 2.JBIC/NEXIによる情報公開 以 上
cc:内閣府原子力政策担当室 |
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