脱原発・エネルギーシフトに向けて
原子力災害対策指針の改定に関する政府交渉とパブコメ・セミナー(4/2)
~SPEEDIをなぜ使わない? プルーム対策はどうなった?~
---------------------------------------------
配布資料1>原子力災害対策指針改定に関する質問および関連情報
配布資料2>原子力災害対策指針 新旧対応票
配布資料3> UPZ外の防護対策について(3月4日原子力規制庁)
配布資料4>屋内退避で十分だとする規制庁のシミュレーション資料~前提がセシウム137が100テラベクレルと、福島原発事故の100分の1以下
参考資料>SPEEDIの運用について~SPEEDIをなぜ使わないか? 規制委員会の考え方
---------------------------------------------
原子力災害対策指針の改定案が、パブコメにかけられています。
https://www.foejapan.org/energy/action/150327.html
現在の改定案は、以下のように、放射性物質の影響を過小評価し、被ばくを前提としたものとなっています。
①SPEEDIなどの放射性物質の拡散予測の活用について削除された
②PPA(プルーム通過じの防護措置を実施する地域)の概念は削除された
③30km以遠の防護措置として、安定ヨウ素剤の配布・服用はしないこととなった
④もともとの即時避難の基準(OIL1)は500マイクロシーベルト/時、一時移転の基準(OIL2)は20マイクロシーベルト/時と、非常に高い空間線量率であった。このうちOIL2について、たとえ20マイクロシーベルト/時を観測したとしても、1日経過した時点での空間線量率が依然として20マイクロシーベルト/時を越えているかどうかで避難指示を判断することとした。
- 改定案の問題点について、事前に提出した質問をもとに政府交渉を行います。
- >質問はこちら(PDF)
また、政府交渉後、問題点を解説・整理し、その場でパブコメを書いてしまうパブコメ・セミナーを行います。ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。
日 時 | 2015年4月2日(木) 【政府交渉】16:00~17:30 相手方:原子力規制庁(調整中) 【パブコメ・セミナー】18:00~19:45 |
会 場 | 参議院議員会館B107 (最寄り駅:東京メトロ・永田町駅、国会議事堂前駅) |
内 容 |
【政府交渉】事前に提出した質問書をもとにした政府とのやりとり(調整中) 【パブコメ・セミナー】 問題点の解説・整理と質疑。その場でパブコメを書く時間帯を設けます。 |
資料代 | 500円 |
主 催 | 原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan |
問合せ | FoE Japan (エフ・オー・イー・ジャパン) Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986 (当日連絡先:090-6142-1807) |
We are Friends of the Earth ! |