福島ぽかぽかプロジェクト
2/5 ぽかぽかセミナー⑨
「放射線影響の真実に迫る ―ラリーサS.ヴァーレヴァ博士を迎えて」
今回のぽかぽかセミナーでは、チェルノブイリ事故後、小児への放射線影響を専門的に研究する機関の必要性をエリツィン大統領(当時)に強く訴え、ロシア小児放射能防護センター設立を実現させたキーパーソンである、ラリサ・バーレヴァ博士をお迎えしてお話をききます。
福島原発事故後、日本国内で繰り返されてきた放射線影響をめぐる議論に対して、遺伝子レベルから放射線の"確率的"影響ということの意味を問い、動物実験から放射線による世代を超える遺伝的不安定性の誘発を紹介し、さらに26年を超すチェルノブイリの子どもたちの健康影響研究から、放射線影響の「真実」を考えるセミナーです。
このシンポジウムを通して、子どもたちの未来のために何をしていくべきか、ご参加のみなさんとともに考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。
◆お話:ラリーサS.ヴァーレヴァ博士(ロシア小児放射能防護臨床研究センター長)
日 時 | 2013年 2月5日(火)14:00~16:40 |
会 場 | コラッセ福島 中会議室 >地図 福島市三河南町1-20 (福島駅西口すぐ) |
参加費 | 無料・申込み不要 (直接会場までお越しください) |
主催 | 「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク、福島ぽかぽかプロジェクト FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会) |
問合せ | FoE Japan 03-6907-7217(平日・日中) 満田(みつた)090-6142-1807 |
●ラリーサ S. バーレヴァ博士 プロフィール
現在 ロシア小児放射能防護臨床研究センター長。小児科医。
1986年のチェルノブイリ原発事故の際は汚染地域に出向き、子どもたちへの放射線の影響を調査した。彼女の直接の参加や指導により被曝したこどもたちを支援するシステムが創設され、小児放射能防護臨床研究センターの設立につながった。
ロシア保健省小児科部局長、ロシア小児医療・社会検診主任専門医、ロシア保健省小児専門リハビリテーション主任専門医などを歴任。長期にわたりロシア保健省医師・研究者会議小児科部門議長を務めている。主たる臨床・研究として、発達する子どもの身体への放射線の影響やその最小化を意図した診療、治療、リハビリテーション方策の作業、放射線誘発性疾患形成の病因メカニズムの究明、小児人口の健康状態の改善や、予防医学的健康管理を行ってきた。
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※東京では、2月3日に飯田橋の東京仕事センターでシンポジウムが行われます。
>https://blogs.shiminkagaku.org/shiminkagaku/2012/12/23.html