脱原発・エネルギーシフトに向けて
12/18 フクシマ・アクション・プロジェクト 東京報告会
「海外からみた福島原発震災、福島から考える未来」
12月15~17日、日本政府とIAEA(国際原子力機関)の共催により「原子力安全に関する福島閣僚会議」が郡山市のビッグパレットで開催されます。IAEAは福島県の要請に応じて、福島県立医大とともに除染と健康管理に関する共同研究プロジェクトを行うとされています。
しかしIAEAは、原子力推進を強力にすすめ、チェルノブイリ事故後の健康影響を過小評価してきた組織です。こんな巨大権力組織が福島に来て、何をしようとしているのでしょうか。
16日の市民会議(郡山)では、IAEA、WHO(世界保健機関)の実態について、各機関の本部立地都市(ウィーン、ジュネーブ)の活動家より共有を行い、福島の置かれている状況と私たちがいまなすべきアクションについて、国内外および福島の視点から議論します。
一連のアクションについて、プロジェクトメンバーと海外ゲストから報告します。ぜひご参加ください!
日時 | 2012年12月18日(火)18:30~20:30 |
会場 | 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース >地図 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F (最寄: 表参道、渋谷) |
資料代 | 500円 ※申込み不要 |
内容 |
【資料掲載】 |
主 催 | フクシマ・アクション・プロジェクト、FoE Japan、 共催:Nuclear Free Now 実行委員会 |
問合せ | 03-6907-7217 (FoE Japan) 、080-5173-0136 (吉田) |
●関連情報
>フクシマ・アクション・プロジェクト IAEAに要請書提出(スタッフブログ)
●フクシマ・アクション・プロジェクトとは
2013年に福島県に研究拠点を設置するIAEAを監視し、アクションを起こしていくための市民の集まりです。「原子力の安全に関する福島閣僚会合」が開かれる12月15日、IAEAに要請書を提出、16日に市民会議を開催します。
ウェブサイト: https://npfree.jp/fukushima.html 市民イベント「Nuclear Free Now」と連携しています。
事務局 : 080-5563-4516(佐々木)
◆原子力推進機関のIAEAが福島に!?
IAEA(国際原子力機関)は、1957年に設立された国際機関で、“原子力(核)の平和利用”(発電など)を推進することを使命としています。
◆IAEAやWHOが チェルノブイリでしたこと
1986年にウクライナのチェルノブイリの原子力発電所で起きた事故は数万人にのぼるといわれる死者と様々な健康被害を生む悲惨なものでした。
国際社会で健康を守り被害者の救援の先頭に立つはずのWHOは、IAEAからの規制を受けて、30数人の死者しか認めず、子どもの甲状腺癌もなかなか存在を認めませんでした。やっと認めた後も、甲状腺癌はたいして重い病気でないと言っています。また被害の大きな地域の各国政府が避難区域を拡大しようと準備していた時に、過剰な評価であると言って妨害したのもIAEAです。
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