脱原発・エネルギーシフトに向けて
11/20 緊急院内集会
大飯原発の即時停止を ~国は安全審査の「手引き」を守るべき
現在、原子力規制委員会のもとで、大飯原発の断層調査が進められています。
11月4日の有識者による評価会合では、座長役をつとめた島崎委員により「12万~13万年前以降にズレが生じたことが確認された。活断層によるものだと考えても矛盾はないが、地滑りだという指摘もあった」というまとめが行われました。
第2回評価会合では、関西電力により、「地すべりということもありうる」という主張が展開されましたが、活断層であるという指摘を否定する証拠は何も指摘されませんでした。
国の「手引き」(※)に従えば、これは活断層とみなすべきで、真上に非常用取水路(耐震Sクラスの重要施設)が通っているため、大飯原発の運転はただちに停止すべきです。原発の運転を継続したまま、調査に時間をかけることは本末転倒です。多くの人々の生命がかかっていることを、最優先に考えるべきです。
かねてより大飯原発の敷地内の活断層の問題に警鐘を鳴らしてきた渡辺満久・東洋大教授を招き、緊急院内集会を行います。ぜひ、ご参加ください。
※平成22年12月20日「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」では、下記のように記されています。
1.3 耐震設計上考慮する活断層の認定
(1)耐震設計上考慮する活断層の認定については、調査結果の精度や信頼性を考慮し安全側の判断を行うこと。・・・(略)
(2)後期更新世以降の累積的な地殻変動が否定できず、適切な地殻変動モデルによっても、断層運動が原因であることが否定できない場合には、これらの原因となる耐震設計上考慮する活断層を適切に想定すること。
日 時 | 2012年 11月20日(火)17:00~18:30 ※16:45から通行証を配布します |
会 場 | 参議院議員会館講堂 >地図 最寄駅:東京メトロ 永田町駅、国会議事堂前駅 |
内容 |
・大飯原発活断層調査について |
資料代 | 500円 |
主催 | 福島老朽原発を考える会、原発を考える品川の女たち、FoE Japan |
協力 | グリーン・アクション、美浜・大飯・高浜原発に反対する会 |
問合せ | FoE Japan/tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219 満田/090-6142-1807 |