脱原発・エネルギーシフトに向けて
結果の報告とご協力のお礼
Eファンドレイジングチャレンジ2012にご協力・ご支援くださった皆様、誠にありがとうございました。今回、「100名から30万円のご寄付をいただく」ことを目標に掲げて、呼びかけを行ないました。結果、オンライン寄付、銀行振込、郵便振替のご寄付をあわせて、以下の金額をご支援いただくことができました。
ご寄付を下さった方 96名 / ご寄付合計額 551,080円
ご寄付を下さった方はもちろん、友人・知人へ呼びかけて情報を広めてくださった方、応援メッセージを下さった方、誠にありがとうございました。FoE Japanの活動が本当に多くの方に支えられていることをあらためて実感しています。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
【1ヶ月間集中寄付キャンペーン】
原発被災者の権利を守り、持続可能なエネルギー社会を実現する!
活動へのご支援をお願いします!(期間:11月27日~12月26日まで)
渡利地区の子どもを守るための政府交渉 |
文科省前の抗議行動 |
寄付の申込みはこちら
>寄付のお願いチラシダウンロード
福島原発事故から1年9ヶ月が経ちます。しかしながら、依然として、原発事故被災者の健康被害の未然防止と生活再建のための支援策がほとんどなされていません。また、原発事故を契機に、全国でたくさんの市民が脱原発やエネルギーシフトを望む声を挙げていますが、政策に十分に反映されていません。それどころか、原発事故の教訓を踏まえず、十分に厳格な安全審査がないまま、原発の再稼動が行われています。
FoE Japanは、十分に支援が行き届いていない、子どもたちを含む原発事故被災者の健康と暮らしを守るための支援策を実現するために、そして、脱原発を実現し、真に持続可能で市民が主役の分散型エネルギー社会の実現に向けて、幅広く市民の声を結集し、粘り強く政府に届けていきます。あなたの声を政府へ届けるために、活動へのご支援をお願いいたします。
FoE Japanは、E-ファンドレイジング・チャレンジに参加しています! |
■ ご支援をいただいて行なう活動
FoE Japanがこれまでの活動で培った政策提言能力、国内外でのネットワーク力を最大限に活かし、
・政府が1月末に向けて策定中の「原発事故子ども・被災者支援法」の基本方針に対し、被災当事者や支援者の意見を集約した市民提案を策定、チェルノブイリ事故の際に活躍した専門家の知見と合わせて、政府へ要請し、これを反映させます。
・政府が策定中の「エネルギー基本計画」に「原発ゼロ」への明確な道筋を書き込ませるべく、継続的に政策提言を行います。また、セミナーを開催し、世論の喚起を行ないます。
・身近なエネルギーの使い方を見直すため、主に事業所を対象に、省エネ促進提案を行います。
・原子力規制委員会において、十分に厳格な安全審査基準が策定されるよう、専門家と連携して提言を行います
■ スタッフからのメッセージ
311以降、これまでの原発の安全神話は完全に崩壊しました。原発事故によって多くの人びとが故郷を奪われ、十分な支援策がないまま、将来世代に及ぶ健康影響が心配され、多くの被災者が今でも苦しんでいます。原発事故被災者の健康と暮らしを守るために、一刻も早い支援策の実現が必要です。そして、今こそ、私たちは、これからのエネルギーのあり方について、自ら考え、意見を表明し、真に持続可能で民主的な社会の実現に向けて、各人が主体的に動き出すときです。一人では難しくても何人かで集まればできることは必ずあります。ぜひ私たちと一緒に活動をしましょう。
――原発・エネルギー問題担当 満田 夏花(みつた かんな)
★ オンライン寄付はこちらから(Give OneのHPへ) |
■ ご寄付をいただいた方からのメッセージ
・ドイツからです。父が先月亡くなり、12月27日に葬儀をしました。亡き父は第二次世界大戦を経験し、それ以来国家権力や巨大な民間企業などが人びとの生活を踏みにじることは許されないと考えてきました。父は原発事故が起こって以来、世界から原発はすべてなくすべきと考えていました。そのため、母と相談し、葬儀の際のお香典を貴団体に寄付することにしました。残念ながら、26日までのキャンペーンに間に合いませんでしたが、目標30万円まで残り2.1万円だったので、その額を寄付します。キャンペーンに間に合えばよろしくお願いします。
・皆さんの精力的なご活動が、私の自主避難生活の心の支えとなっています。避難先の長崎の小さいコミュニティーの中で自分たちにできる活動をしていますが、無力に感じることは多々あります。しかし、続けることに意味があると思い試行錯誤でしております。帰省の際は、東京でのイベントにも参加させていただきます。どうぞ、お体ご自愛のもと、ご活動いただければと思います。
・急ではなくても、脱原発の方向に進んでください。電力選択制が実施できれば、多少高くても原発によらない電力を選択したいです。
・いつも本当にお疲れ様です。満田さんをはじめ、吉田さん、渡辺さんと、皆さんの頑張りがなければ、現在と将来の日本はどうなったかと本当に思います。特に満田さんの不眠不休の頑張りに、そしてその能力の高さとハートに、心から感銘を受けています。とともに、老婆心なら体調のことなど心配しています。今でも人が足りないのに、これ以上予算を減らされることは、FoEにとっても、日本全体にとっても、世界にとっても大きな喪失です。団体としてもそのことを是非ご勘案いただき、このような時に踏ん張るべく努力していただきたいと心から願っています。