脱原発・エネルギーシフトに向けて
9・14 原子力ムラ人事にノー!
野田内閣の暴挙に抗議! 規制庁準備室前ヒューマンチェーン
大問題の「原子力規制委員会」の人事案。11日の閣議で、野田内閣は原子力規制委員会を19日付で発足させ、国会の同意なしで、現在の人事案のまま、委員長および委員を野田総理が任命することを決定しました。これは、違法性の指摘がある大問題の人事案を、法に基づく国会の同意なしに強行する野田内閣の暴走です。
私たちは、この決定は、国民の声を無視し、法の精神を踏みにじり、福島原発事故の教訓から何も学ばないものとして、強く抗議します。
この決定により、福島原発事故を生み出した、「原子力ムラ」そのものが温存されることになってしまいました。また、低線量被ばくのリスクを過小評価する田中俊一氏、中村佳代子氏が今後の政策を立案していくことになります。
人事案は、「原子力ムラの影響の排除」「利用と規制の分離」「国民の信頼回復」など、規制委員会設置法の趣旨に反するのみならず、原子力事業者の委員への就任を禁じた原子力規制委員会設置法第7条第7項の規定や、過去3年間、原子力事業者に所属していたものの委員への就任を禁じる7月3日付政府ガイドラインに違反していることが、日弁連などにより指摘されています。
規制庁準備室と細野大臣の執務室がある中央合同庁舎第4号館で、抗議集会とヒューマンチェーンを実施します。官邸前抗議、経産省別館・本館前抗議などの後に、ぜひお集まりください。
【日時】9月14日(金) 20:15~21:00 |
◎参考情報
>[緊急声明]原子力規制委員会委員の総理任命の閣議決定に抗議します(2012.09.11)
>[プレスリリース]規制委人事:超党派国会議員53名が「総理は任命すべきでない」と要望(2012.09.07)