脱原発・エネルギーシフトに向けて
2738人が賛同、大飯再稼働「インスタント安全基準認めない」緊急要請書提出
大飯3・4号機の再稼働問題に関し、4大臣がわずか2日で策定された暫定安全基準を了承しようとしていることを受け、6日、市民団体と共同で、緊急要請書「再稼働を急ぐためだけの『インスタント安全基準』は認めない」を野田総理大臣、枝野経済産業大臣など4大臣に提出しました。
1日の呼びかけで、2,738人の個人、241の団体の賛同が集まりました。
要請書では、このような拙速な手続きは福島原発事故の軽視であり、国民の声を無視したものとして批判、事故の原因は究明されていないこと、活断層の3連動を考慮に入れた場合、制御棒の挿入時間が安全基準をうわまわることをあげ、安全確認ができない大飯原発3・4号機の再稼働はやめるべきとしています。また、「地元」である日本全国の国民の声をきくための公聴会の開催を求めています。
>要請書はこちら[PDF]
【5日21:00まで】賛同急募 再稼働を急ぐ「インスタント安全基準」は認めない
今朝の報道によると、野田総理は8日も大飯3・4号機の再稼働の説明のために、枝野大臣を地元に派遣する方向で動いているとのことです。事態は急を告げています。
緊急要請を6日の朝に4大臣あてに再提出します。連名してくださる団体・個人を急募します。
個人連名は、5日21時までにお願いします。
PCから >https://goo.gl/48A0d
PC・携帯から >https://pro.form-mailer.jp/fms/9c4f9c8428183
ぜひ、賛同・呼びかけ協力をお願いします。世論の力で、再稼働を止めましょう!
>4大臣に直接メッセージを送ろう
4大臣への要請書 >全文はこちら[PDF]
再稼働を急ぐためだけの「インスタント安全基準」は認めない |
再稼働問題、いまが正念場!
みんなで、野田さん、枝野さんに意見を言いましょう!
一つ一つの声は小さくても、多くの声がつみかさなれば、きっと効果はあがります。
ぜひ、みなさんからも、「国民の意見をきいて!」と野田総理、枝野大臣に求めていきましょう。
手書きでもシンプルでもいいですので、ファックスであなたの声を送ってください!
◆枝野幸男経産相 [国会](FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[大宮事務所] (FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
◆細野豪志原発担当相 [国会](FAX)03-3508-3416 (TEL)03-3508-7116
[三島事務所](FAX)055-991-1270 (TEL)055-991-1269
[富士事務所](FAX)0545-55-5412 (TEL)0545-55-5411
◆野田佳彦首相 [国会](FAX)03-3508-3441 (TEL)03-3508-7141
[船橋事務所](FAX)047-496-1222 (TEL)047-496-1110
◆藤村修官房長官 [国会](FAX)03-3591-2608 (TEL)03-3508-7074
[大阪事務所](FAX)06-6337-4354 (TEL)06-6337-3694
<意見の例>
・福島第一原発事故の原因究明もなされていない中、どうやって、「事故原因を踏まえた暫定安全基準」が作成できるのでしょうか?
・大飯原発でひとたび事故が起これば、その影響は広範囲におよび、琵琶湖を通じて関西の広い範囲に、そして日本各地に影響が広がります。その意味では、すべての国民が、潜在的な被害者です。ぜひ私たちの声をきいてください。幅広く公聴会を開いてください。
・私たちこそ「当事者」です。原子力ムラの影響下にある保安院や安全委員会は信用できません。
・関西圏の幅広い周辺自治体の「同意」を得るべきです。
・電気が足りなくなる、と言いますが、現に関西圏では原発ゼロの状態で冬はのりきりました。
・私たちは安全な電気がほしいです。
・保安院は地震動の3連動を過小評価しています。保安院は「活断層の3連動で760ガル」を妥当としている。これは断層モデルに基づく評価です。しかし、原子力安全委員会の審査指針では、応答スペクトルに基づく評価とあわせ「双方の実施」を求めています。
・2009年(H21年)12月 耐震バックチェック中間報告では、制御棒の挿入時間は2.16秒で、許容値2.2秒ぎりぎりです。活断層の3連動にもとづけば、制御棒の挿入時間が、安全基準を超えるはずです。
【問合せ】国際環境NGO FoE Japan Tel: 03-6907-7217(平日10:00~20:00)