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「辺野古を守ろう!」プロジェクト
民主主義とサンゴ礁の海を守ろう! 沖縄・辺野古米軍基地建設の速やかな中止を
2019年6月24日署名1万9,406筆を日米同時提出しました!
ご協力ありがとうございました。提出報告はこちらから。
(署名要旨)
・世界でも有数の生物多様性をほこる海がうめたてられようとしている。
・大浦湾には超軟弱地盤があり、工事がいつ終わるか、総事業費がいくらかもわからない。
・辺野古新基地反対の沖縄の民意は何度も示されてきた。最近の県民投票では 72% が反対に投票。
・「普天間基地移設」というのは誤り。普天間基地は、無条件で返還されるべき。
(署名宛先)
内閣総理大臣 安倍晋三 様
防衛大臣 岩屋 毅 様
アメリカ合衆国大統領 ドナルド・トランプ様
アダム・スミス 米国下院軍事委員会委員長 様
ジェームズ・インホフ米国上院軍事委員会委員長 様
日本政府は、沖縄本島北部名護市辺野古にて米軍基地を建設するため、世界でも有数の生物多様性に富む海を埋め立てようとしています。
埋め立て海域や周辺の多くの貴重なサンゴ、オキナワハマサンゴやヒメサンゴなどの希少なサンゴ類も危機にさらされています。政府は7万群体を「事業実施前に移植する」と約束していましたが、 実際に移植されたのは9群体のみ です。
近隣で生息が確認されていた3頭の ジュゴン のうち、1頭は3月18日、沖縄本島北部の今帰仁村の漁港に死骸が漂着しました。 残り2頭は姿が見えなくなっています。 専門家は、工事用船舶の往来や騒音などの影響を懸念しています。
以前から埋め立て海域の大浦湾側には 「マヨネーズ」並みの超軟弱地盤 があることが指摘されてきました。軟弱地盤は最大で水深 90 メートルもの深さに達しています。このような深さの軟弱地盤の改良工事は国内でも実績がなく、世界でも類をみないといいます。
総事業費はいくらになるのか、完成まで何年かかるのかもわかっていません。
辺野古新基地建設の是非を問う 2月24日の沖縄県民投票では、 またもや建設反対の圧倒的な民意 が示されました。新基地建設反対が 43万4273票72% を獲得。すべての市町村で反対が賛成を大きく上回りました。これほど明確な沖縄の声を、日本政府は無視し、3月25日には新たな区画への土砂投入を開始しました。
面積にして 日本の0.6% にしかすぎない沖縄に、70%を超える米軍基地が 押し付けられてきた理不尽を、私たちは直視しなければなりません。
そもそも辺野古新基地建設を、 「普天間基地の移設」ということは誤りです。1995年の米兵による少女暴行事件を機に、沖縄県民の怒りが爆発しました。高まる反米反基地に危機感を覚えた日米両政府はSACO(沖縄に関する特別行動委員会)を設置し、 沖縄の米軍基地の整理縮小 を方針としてかかげました。
日本政府が、もし沖縄の怒りや悲しみに寄り添うというのであれば、「世界一危険」と言われる普天間基地が即時かつ無条件に返還されるようアメリカに求め、その実現に力を尽くすべきです。辺野古新基地建設を既成事実として推し進めるべきではありません。
工事を強引に進めることは、今年2月に行われた歴史的な県民投票で、辺野古新基地に圧倒的な反対の意思を示した沖縄の人たちに対しての人権侵害にほかなりません。
日米両政府は、不必要な米軍基地の建設を中止し、民主主義と沖縄のサンゴ礁を守ってください。
呼びかけ団体:辺野古・高江を守ろう!NGOネットワーク
FoE Japan
Friends of the Earth U.S.
※辺野古・高江を守ろう!NGOネットワークは、辺野古・大浦湾と高江の新たな基地建設に反対し、地域住民の安全で安心な生活と生物多様性を守りながら持続可能な開発が行われることを目指すNGOのゆるやかなネットワークです。
構成団体(五十音順):アーユス仏教国際協力ネットワーク / APLA / 沖縄環境ネットワーク / 沖縄のための日米市民ネットワーク (JUCON) / 環境市民 / 公共事業改革市民会議 / 国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン) / 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン / ジュゴン保護キャンペーンセンター / 美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会 / ピース・ニュース / ピースボート / 辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ / ラムサール・ネットワーク日本
※FoE JapanおよびFriends of the Earth U.S.は、地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGOです。世界74ヵ国に200万人のサポーターを有する Friends of the Earth International のメンバー団体です。気候変動や生物多様性の保全、乱開発で脅威にさらされる人々の権利擁護などに取り組んでいます。
※この署名はロブ・カジワラさんのホワイトハウス署名と協力して行っています。(ご本人の了解済み)
※ロブ・カジワラさんによるホワイトハウス署名はこちら(英語)
※この署名は、ロブ・カジワラさんのホワイトハウス署名終了後も継続します。
連絡先:
国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983 / FAX: 03-6909-5986