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プロジェクト 脱・使い捨てに向けた
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容器包装リサイクル法
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容器包装の発生抑制を優先する法律に
1995年、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(容器包装リサイクル法)が、我が国のリサイクル法の先頭を切って制定され、私たちは、「循環型社会」への一歩を踏み出しました。
この法律により、ペットボトルなどの分別排出・リサイクルは大きく進み、最終処分場の延命にも一定の効果がありました。
しかし、この法律の施行後10年以上を経過した今も、私たちは、大量生産、大量消費、大量リサイクルの社会から脱していません。2006年の改正において、「排出抑制」という章が追加されましたが、その内容はレジ袋削減の自主的取り組みに留まっており、様々な使い捨て容器の使用や過剰・過大包装を抑制していくためのしくみは不十分です。
容器包装廃棄物を管理する制度は、持続可能な消費と生産に向けたその国の意志を示す象徴的な存在です。近く予定されている容器包装リサイクル法の改正を見据え、FoE Japanは、積極的な提言活動を行っています。地球から取り出す資源と環境負荷の最小化に資する制度設計の検討を要望します。
<改正に向けたFoE Japanの主な提案>
1 法律の名称を変更「容器包装の発生抑制と再商品化の促進等に関する法律」に
2 発生抑制の具体的施策の強化
1)過剰包装の抑制のための適正包装基準設定
2)レジ袋等の削減目標の設定と達成の義務化
3)使い捨て容器使用削減の取り組みの義務化
3 地域の活動を支援する3R推進センターの設置
4 生産量と素材に応じた新たな拠出金制度による生産者責任の強化
5 自主回収の促進のための措置
6 取り組み促進のための情報公開の徹底
改正に向けて現在FoE Japanが行っている活動記録
2014.08.31 容器包装リサイクル制度に関する意見募集に対し意見提出 >FoE Japan意見
2013.10.15
中央環境審議会・産業構造審議会の容器包装リサイクル法に関する合同会合において意見陳述
・FoE Japan 発表資料 >https://www.env.go.jp/council/03recycle/y034-02/mat04.pdf
・議事録 >https://www.env.go.jp/council/03recycle/y034-02a.html
2013.09.09 関係省庁にあてて容器包装リサイクル法見直しに関する意見提出
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