- 発生抑制のしくみづくりに向けて
- 容器包装リサイクル法
- 家電リサイクル法
- アジアの3R政策
プロジェクト 脱・使い捨てに向けた
国内外の取組み 参加しよう 資料室
発生抑制のしくみづくりに向けて
日本では、容器包装をはじめとする様々な廃棄物の再資源化(リサイクル)を促進するためのシステムが整備されてきました。一方、本来は3Rの中で最も優先されるべき「発生抑制(リデュース)」は、しばしば「消費の抑制」イコール「経済へのマイナス影響」と受け取られがちで、一部の自主的取り組みにとどまる傾向があります。
しかし、施策次第では、「発生抑制」も新たなビジネスの創出・育成や地域活性化に資する可能性は高く、経済成長と資源利用・環境影響のデカップリングをすすめるためにも最も重点を置くべき分野のひとつです。
特に地域社会においては、生産者・販売者と消費者の新たなコミュニケーションが生まれ、魅力的なまちづくりを行いながら、市民のライフスタイルを発生抑制型にシフトさせる効果が期待されます。
FoE Japanでは、国内外における様々な発生抑制の施策や取り組み事例の調査研究を行いながら、日本社会における効果的な発生抑制のしくみづくりを提言しています。
発生抑制検討会
国内外の事例を共有しながらFoE Japanの提言の方向性等に助言いただくため、2012年度、学識者、事業者、市民団体等から成る検討会を設置、開催しました。
発生抑制検討会メンバー 一覧 (敬称略、五十音順)
秋山 映美 | 株式会社ラッシュジャパン チャリティー・キャンペーン担当 |
天野 路子 | 地球・人間環境フォーラム 企画調査部 研究員 |
石名坂 賢一 | 千葉大学 工学部 非常勤講師 |
江川 美穂子 | ごみ・環境ビジョン21 理事 |
大石 美奈子 | 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会 理事・環境委員長 |
倉阪 秀史 | 千葉大学 法経学部 教授 |
篠 健司 | パタゴニア株式会社 環境担当 ディレクター |
瀬口 亮 | FoE Japan 理事 |
中谷 隼 | 東京大学大学院 工学系研究科 助教 |
堀 孝弘 | 環境市民 事務局長 |
百瀬 則子 | ユニー株式会社 環境社会貢献部長 |
山川 肇 | 京都府立大学 生命環境学部 准教授 |
発生抑制のしくみづくりに向けた提言書発表
国内外の事例調査や発生抑制検討会の議論を踏まえ、発生抑制のしくみづくりに向けた提言書「より少ない資源でより豊かなくらしを」を作成、2013年2月のシンポジウムにおいて発表しました。
>プレスリリース「FoE Japanが発生抑制のしくみづくりに向けた提言を発表」
>提言書全文「より少ない資源でより豊かなくらしを~発生抑制のしくみづくりに向けた提言」(PDF)
提言した内容の実現に向けて、引き続き各主体への働きかけを行っています。