出版物
アジアに向けた廃棄物発生抑制の事例・提言集を発行
「Best Practices and Recommendation for Waste Reduction
towards Sustainable Consumption」
2014年2月、FoE Japanと地球環境戦略研究機関(IGES)は共同で、アジア諸国に向けた廃棄物発生抑制に関する事例報告および政策提言書
「Best Practices and Recommendation for Waste Reduction towards Sustainable Consumption」を発行し、2月25日から27日にインドネシアのスラバヤで開催された「アジア太平洋州3R推進フォーラム第5回会合」の会場で配布しました。
本レポートは、FoE Japanが2013年3月に、日本語で出版した「より少ない資源で より豊かなくらしを」をベースに、FoE Japanと地球環境戦略研究機関が、事例の更新などを行い、英語版のレポートとして作成したものです。
アジア太平洋州の国々においては、経済成長とともに都市型の大量消費が拡大し、廃棄物の増大に政府、自治体の対策が急務となっています。従来の市場レベルのリサイクル依存から、戦略的な資源活用とともに根本的な発生抑制対策が必要とされています。
本レポートでは、主に、日本、韓国、欧州の廃棄物の発生抑制に関わる様々な取り組みのうち、1)過剰包装抑制、2)レジ袋削減、3)使い捨て品の削減、4)ペットボトルの削減、5)発生抑制のまちづくり等を中心に、政府レベルの政策(規制的手法、経済的手法)、業界による自主的取り組み、市民やNGOの取り組みを紹介し、アジアの国々における施策の提案を行っています。
アジアの国々の3R政策に関わる政策担当者、専門家、NGO、市民団体などに、廃棄物削減に向けた取り組みの参考になることを期待しています。
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>「Best Practices and Recommendation for Waste Reduction towards Sustainable Consumption」
※本報告書は、環境省請負事業として地球環境戦略研究所(IGES)が実施した
「平成25年度アジア資源循環研究推進業務」の成果の一部として発表しています。