プロジェクト 脱・使い捨てに向けた
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アジアの3R政策
近年アジアにおいては、急激な経済成長によって、「大量生産・大量消費・大量廃棄」型の無駄の多い生活様式が主流になりました。
そのため地球規模の天然資源の枯渇や環境汚染の蔓延、地球温暖化などが引き起こされ、廃棄物最終処分場の適正管理問題や逼迫は、アジアの市民が共に直面している課題です。
また、E-wasteなどにみられるグローバリゼーションに伴う有害廃棄物の越境移動など、アジア全域にまたがる広域の課題も発生しています。
私たちアジアの市民がこうした課題を解決し、未来の世代に快適に暮らせる自然環境を残すためには、生産・流通・消費・廃棄の各段階を見直し、循環型のくらしを広げてゆかなくてはなりません。
アジア3R推進フォーラムへの参加
2004年、小泉首相がG8サミットで提唱した「3Rイニシアティブ」に各国首脳が合意、2005年、東京で「3Rイニシアティブ閣僚会合」が開催されました。
これを基盤に、その後、アジア諸国の環境大臣会合で「アジア3R推進市民フォーラム」が提案され、2009年に東京で第1回会合が開催されました。
この機会に、アジアの3R推進に向けた市民連携をはかるため、NGOが共同でフォーrムを開催し、その後、継続的な活動を行うため、「アジア3R推進市民ネットワーク」を設立しました。FoE Japanは、第1回会合(2009年・東京)より、このフォーラムに参画し、第2回会合(2010年・マレーシア)、2011年の第3回会合(2011年・シンガポール)の事務局を務めました。
※詳細は アジア3R推進市民ネットワークHP >https://www.asia3r.net/
第3回会合(2011年・シンガポール)報告 >https://www.asia3r.net/forum/2011sg.html
アジアに向けた発生抑制の事例・提言書発行
2014年2月、FoE Japanと地球環境戦略研究機関(IGES)は共同で、アジア諸国に向けた廃棄物発生抑制に関する事例報告および政策提言書「Best Practices and Recommendation for Waste Reduction towards Sustainable Consumption」を発行し、2月25日から27日にインドネシアのスラバヤで開催された「アジア太平洋州3R推進フォーラム第5回会合」の会場で配布しました。
以下からダウンロードが可能です。
アジア各国の関係者に活用いただけることを期待しています。
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