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一般事情( 2003年4月 ) |
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・面 積 |
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18,333
km2 |
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・人 口
・首 都
・人 種
・言 語
・宗 教
・略 史
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約85万4000人
スバ
フィジー系(51.4%)、インド系(44%)、その他(5%)
英語、フィジー語、ヒンディー語
フィジー系はほぼ100%キリスト教、インド系はヒンズー教 |
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1643年
1874年
1879年
1939年
1941年
1970年
1987年
1998年
1999年
2000年
2000年
2001年
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オランダ人探検家のタスマンがフィジー諸島の北部を発見。
英国の植民地となる。
イギリス政府により、さとうきび農園の労働者としてインド人が到着する。
大2次世界大戦勃発。
日本軍のハワイ真珠湾攻撃により、太平洋戦争が勃発。南太平洋にも戦線が拡大するとフィジーも連合国の一員としてソロモン諸島を中心に日本軍と戦った。
10月10日 英国より独立(立憲君主制)。国名フィジーとなる。
10月 共和制へ移行。国名フィジー共和国となる。
7月27日 修正憲法発効。国名フィジー諸島共和国となる。
5月 労働党党首のチョードリーが初のインド系首相に就任。
5月 武装グループによる国会占拠事件が発生。
7月 ガラセを首班とする暫定文民政府が発足。
9月 総選挙を経て、ガラセが首相に就任。 |
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政治体制・内政 |
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・政 体
・元 首
・議 会
・政 府
・内 政 |
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共和国
ラトゥ・ジョセファ・イロイロ(Ratu Josefa Iloilo)大統領(2001年3月就任)
2院制上院:32議席、任期5年(解散あり)。また、下院解散時には上院も解散。
下院:71議席、任期5年、解散あり。 |
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(1)
(2)
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首相 ライセニア・ガラセ(Laisenia
Qarase)(2001年9月就任、兼フィジー系問題担当大臣 2002年9月より、文化・遺産大臣、国民和解・統一大臣を兼務)
外相 カリオパテ・タヴォラ(Kaliopate Tavola)(2001年9月就任) |
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99年5月の総選挙でチョードリーが初のインド系首相に就任。2000年5月、フィジー系フィジー人の政治的優位の強化を主張するスペイト率いる武装勢力が議会を占拠し、「チ」首相ら閣僚30名を拘束する事件が発生。7月、イロイロ、セニロリ暫定正副大統領が就任。同月、ガラセを首相とする暫定文民政権が発足。11月、ラウトカ高裁が暫定政権を違法とする判決を下し、2001年3月、控訴裁も右判決を支持する判決を下した。同月、イロイロ、セニロリ暫定正副大統領がGCC(伝統的社会指導者大会議)の任命を受けて就任。ガラセを首相とする選挙管理内閣が発足。2001年8月25日−9月1日に総選挙が実施され、9月10日、ガラセが首相に就任し、政権は一応安定した。しかし、同政権には、「下院において10%以上の議席を占める政党は全て内閣に招請される」旨の憲法の規定にも関わらず労働党議員が1名も含まれていないため、労働党はガラセ政権の合憲性に疑義ありとして提訴した。2002年2月、控訴裁は労働党の実質勝訴となる内容の決定を下しつつ本件を高裁へ差し戻した。4月、高裁は、ガラセ首相は労働党議員を閣僚に推薦する義務がある旨の判決を下したが、同首相は、判決は極めて遺憾、非現実的であるとして最高裁に上告しており、2003年6月に判決が出される予定。 |
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