【国際セミナー】福島第一原発の処理汚染水とトリチウムのリスク
イアン・フェアリー博士を迎えて
東電福島第一原発でたまり続けるALPS処理汚染水。
約860兆のトリチウム、その他のさまざまな放射性物質が含まれています。
政府は、トリチウムに関して、被ばく線量は非常に小さい、生物濃縮することはない、トリチウム が排出されている原子力施設周辺で、トリチウムが原因と考えられる共通の健康影響は報告されていない、などと説明していますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は、このトリチウムに焦点をあて、放射線の生物影響の専門家であるイアン・フェアリー博士とインターネットでつなぎ、お話しいただきます。(逐次通訳あり。)
>ALPS処理汚染水、大気・海洋放出で本当にいいの? パブコメを出そう!(〆切5月15日)
日 時 | 2020年5月12日(火)18:00~20:00 |
内 容 | ・イントロダクション:処理汚染水とは ・トリチウムの生物影響 イアン・フェアリーさん(放射線生物学専門家) ・コメント 伴英幸さん(原子力資料情報室) ・質疑 |
申し込み | ※締め切りました。 お申込みいただいた方には、前日18:00までにオンラインでの会議システムzoomの使い方と参加可能なリンクをお送りします。 ★もし、参加方法に関するメールが前日の18:00までに届かない場合は、恐れ入りますが、メールなどにてお問合せください。 →E-mail:finance@foejapan.org なお、ご参加いただくためには、マイク・スピーカーが内蔵または外付けされているPC、もしくはスマホ、タブレットが必要です。 |
定 員 | 60人 |
主 催 | FoE Japan |
問合せ | 国際環境NGO FoE Japan E-mail: finance@foejapan.org |
イアン・フェアリー博士
環境中の放射能影響に関する専門家。ロンドン在住。1986年のチェルノブイリ事故以来、放射線と放射能の影響について研究。ロンドンのBart’s病院で放射線生物学の学位を取得し、ロンドンのインペリアル・カレッジと米国のプリンストン大学で核燃料の再処理の放射線の危険性に関して博士課程を修めた。2000年から2004年まで、英国政府のCERRIE(Britain’s Committee Examining the Radiation Risks of Internal Emitters)事務局長。その後、欧州議会、地方自治体、環境NGO、民間の放射線問題に関するコンサルタントを務めている。
参考資料>トリチウムの危険性(伴英幸さん/原子力資料情報室)