森のプレゼント
JR西日本による支援
●J-WESTポイントの「カーボンオフセット特典」
JR西日本が発行するクレジットカード“J-WESTカード”。カード利用によって貯まるJ-WESTポイントの交換方法の一つが「カーボンオフセット特典」です。
FoE Japanは、カードのご利用者の温かいお気持ちにより、1ポイント=2円の寄付を頂いています。ご寄付は森林保全や地球温暖化対策に関する活動に充てさせていただいています。
>J-WESTカードのWEBサイトへ
●2018年度実施できたこと
2017年度寄付総額 | 2,882,000円 (2018年度活用させていただきました) |
活動1.地域の力で海岸林を再生させる!(東日本大震災復興支援活動)
2018年度も例年同様、4月後半と東日本大震災から8年が経過した2019年3月の二度にわたり植樹祭を実施しました。参加者は、それぞれ約60名。合わせて0.2haの植栽地に、約1,000本の苗木を植えました。 また、地元の方々や仙台市の学生ボランティアを中心に行っている定例活動では、育樹のための下草刈りや、苗木の成長を測る成績調査を実施。クロマツは、隣接する他の植栽地よりも遥かに成長しており、2メートルを超えるものも増えてきています。
活動2.森のプレゼントでまちも森林も元気に!
今年度も都内の公立保育園4か所にて、国産材ベンチを8台寄贈。園児の親御さんと子どもたちが親子で一緒に組み立てるワークショップを開催しました。普段の家庭ではみられない子どもたちのがんばり、頼もしいお母さんの姿は、両方に新鮮な印象を残したようでした。
活動3.フェアウッドの利用拡大のための展示会・ワークショップ・研究部会の開催
10月の約一か月間、江戸の昔からの林業地である、埼玉県飯能市の西川林業地。地元の業者と大学などが協働して行っている「Ki&(キ・アンド)」プロジェクトとコラボレーションした展示・販売会を開催しました。普通は森に伐り捨てられる間伐材から取り出された繊維から作られた「木の布」のハンドタオルなどを紹介しました。 また、フェアウッド研究部会を月次で開催し、国内の森林を守る上で重要となってきている「木材調達のデューディリジェンス」、「国産材利用推進」、「木質バイオマスの利用」などのテーマを取り上げ、企業、学生、市民団体などの参加の下、活発な意見交換を行いました。
活動4.木質バイオマス調査
現在、日本国内では、木質バイオマス発電のための木材需要により、従来の森林・林業のかたちが変化しています。本来は使われずに森のなかに捨てられる間伐材の有効活用が想定されていたにも関わらず、建材やものづくりに使われる木材までチップに加工され、発電に向けられているという報告を受け、北海道の道北・道東において調査を実施。原木市場、私有林、道有林を視察し、所轄官庁、現地NPO、企業への聞き取りを実施しました。