サポーターカフェ
vol.2 たびたび食堂 ~インドネシアのおやつ~
ツアーや調査、国際会議など、スタッフが訪れた国内外各地の味をごいっしょに。4月29日に開催したサポーターカフェは、「たびたび食堂」と題して、レシピや活動エピソードも交えて紹介しました。
今回はサポーターさんからのレポートです。
●たびたび食堂 ~インドネシアのおやつ~
「たびたび食堂」はサポーターカフェ初の試みということで、期待いっぱいで参加しました!美味しいものを食べながら、活動に触れ、他のサポーターやスタッフと仲良くなろう、というなんとも贅沢な企画です。
サポーターという共通点があるだけで、幅広い年齢層の方と和気藹々と楽しくおしゃべりが盛り上がりそう。
さっそく登場したごちそうはインドネシアの家庭や屋台の定番、ピサンゴレンやミーゴレン、クルプックなど。ジャワ島でマングローブ再生活動に取り組むスタッフ柳井さんと準備チームが腕をふるいました。
もうひとり、インドネシアをよく訪れるのが森林保全に取り組むスタッフ三柴さん。日本で使う木材がどんな森から来るのか?そのあるべき姿を模索しているのだそうです。さぁ、今日は「フェアウッド」のお話です。
●フェアウッドとは?
『フェアウッド』――私にとって、あまり馴染みのない言葉。
それをインドネシアで活動する三柴さんがわかりやすく解説してくださいました。
(1)信頼できる第三者機関の森林認証を受けた木材
(2)古材や廃材を再使用した木製品
(3)地域住民が自ら適切に森林管理している木材
(4)最低限、違法伐採でない木材
(5)修理・再生した木製品
(6)近くの森林から生産された木材
私たちの手元に届く間に、自然や人にご迷惑を掛けていないかどうかが問われているのですね。
そうか、そこまで考えなかった~。
私たちが目にしたり、実際に買う時には、木材ではなく加工されて家具や家になっていたりしますよね。
で、その木材がどこから来たかなんて普通は考えないし、見ただけではもちろんわからない。
でも、私たちができることがあります。
① お店の人に聞いてみる
いちばん手っ取り早いし、消費者がフェアウッドに関心があるんだぞ!とアピールできますね。
② 森林認証を受けているかどうか確認する
こんなマークが付いています→
(左からSGEC認証、FSC認証、PEFC認証)
●参加者からひとこと
さて、お腹もいっぱいになり、皆で打ち解けあったあとに感想をいただきました。
「インドネシア料理、初めて食べたけど美味しい!」
そうですよね!ピサンゴレン(揚げバナナ)とか最高でした!…いやいや、それもそうなんですけど、「フェアウッド」のお話はどうでしたか?スタッフの方が説明してくださった内容ってわかりました?
「う…ん、何となく。」
なんとな~くわかれば十分だと思います。頭の隅に“フェアウッド”単語を置いておいて、家具でもお買い求めの際に「あれっ、これってフェアウッド?」と思い出していただければよいかなと思います。
「こういうイベント、続けてほしい。サポーターって、個々のプロジェクトに興味を持っている人も多いでしょ。でも、こういう機会があると相互交流ができて、新しい発見ができるね。」
たしかに、お互いの参加している活動のことをサポーター同士で交換できると、他の活動やツアーにも参加してみようかなって思いますよね。
「もうちょっとフェアウッドのこと詳しく説明してほしかったな、写真ももっと見たかったし。」
うんうん、たしかにお料理の印象の方が強かったかもしれませんねぇ。違法伐採ってじつは身近な問題だったんだって感じたら、私ももっと知りたいと思いました。
コメントをいただいた皆さま、ありがとうございます。
次回、「たびたび食堂」をさらに充実させていきましょう!ね、スタッフの皆さま。
料理&レシピ、インドネシアの写真はサポーターサイトからご覧いただけます。
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