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日本の政府開発援助(ODA)
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ODA 質の向上を求めて
経済大国となった日本のODA(政府開発援助)は、1989年には途上国への開発援助のトップに立ちました。世界銀行やアジア開発銀行など多国間金融機関の主要な資金源にもなりました。しかし日本の援助政策は、閉鎖的で不明瞭なものでした。
FoE Japan は1987年から「開発援助の改革」に取り組み始めました。当時、環境破壊や住民移転が問題となり、現地で激しい反発が起きたインド・ナルマダダム建設計画を取り上げ、国内で問題を知らせる様々な働きかけを試みました。
運動は海外の環境保護団体でも展開され、国際的なキャンペーンに発展。日本政府はナルマダダム建設への資金援助の中止を発表しました。開発援助の実態を日本に知らせ、ODAについて公開討論の場を築き上げたことは、日本の援助政策に風穴を開けるものでした。
その後も公的資金で支援された開発事業が、現地の環境や社会に十分配慮して行われるように、政府や国際協力機構(JICA)に働きかけを続けています。
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