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インドネシア・チレボン石炭火力発電事業
チレボン石炭火力・拡張計画
地元紙「チレボン県ブブル郡長、沈黙のまま足取りにはふらつき Sunjayaのマネーロンダリング事件で汚職撲滅委員会から召喚」(和訳)
https://www.rmoljabar.com/read/2019/10/17/106897/Dipanggil-KPK-Kasus-TPPU-Sunjaya,-Camat-Beber-Bungkam-Dan-Berjalan-Gontai-
チレボン県ブブル郡長、沈黙のまま足取りにはふらつき Sunjayaのマネーロンダリング事件で汚職撲滅委員会から召喚
2019年10月17日(木) | 08:37
RMOL NETWORKによる報告
インドネシア汚職撲滅委員会(KPK)の捜査官は、Sunjaya Purwadi Sastra前チレボン県知事を捕えたマネーロンダリングの件に関し、チレボン市警察署で再び重要な証人への調査を行なった。
RMOLJabar通信社によれば、チレボン県民になじみのある名前が幾つか見られる。なかでも、前県知事の補佐官を務め、現在はアスタナジャプラ郡カンチ村の代理村長を務めるDeni Syafrudin、その他にも、国外渡航禁止措置がとられているブブル郡長のRita Susanaなどである。
ジャーナリストのなかで広く出回っている情報によれば、KPK捜査官は、前チレボン県知事の任期中(2014~2019年)に行なわれたマネーロンダリングについて立件しようと、チレボン県公共事業・空間計画局 局長への査問を行なったとのことだ。
夫と娘、そして娘婿に同伴されたブブル郡長Rita Susanaに確認しようとしたメディアの記者たちは胸を打たれた。Rita Susanaが、KPKの捜査官が使った建物から急いで出てきたかと思うと、記者らを避けたからだった。
Rita Susanaは情報を提供したがらなかった。10月16日(水)、冴えない面持ちで車にふらついた足取りで乗り込み、即座にチレボン市警察署の敷地を後にした。
現在まで、Sunjaya Purwadi Sastra を捕えたマネーロンダリングの件について、新しい容疑者認定があるかについて、KPKからの公式発表はないままである。
(★)インドネシア・西ジャワ州チレボン石炭火力発電事業
1号機は、丸紅(32.5%)、韓国中部電力(27.5%)、Samtan(20%)、Indika Energy(20%)の出資するチレボン・エレクトリック・パワー社(CEP)がインドネシア国有電力会社(PLN)との間で30 年にわたる電力売買契約(PPA)を締結。総事業費は約8.5億米ドルで、融資総額5.95億ドルのうちJBICが2.14億ドルを融資した。2012年に商業運転が開始されている。2号機は、丸紅(35%)、JERA(10%)、Samtan(20%)、Komipo(10%)、IMECO(18.75%)、Indika Energy(6.25%)の出資するチレボン・エナジー・プラサラナ社(CEPR)がPLNとの間で25年にわたるPPAを締結。総事業費は約22億米ドルにのぼり、うち8割程度について、JBIC、韓国輸銀、日本・オランダの民間銀行団が融資を供与する(JBICはうち7.31億ドル)。現場では、アクセス道路の整備や土地造成作業などが終わり、本格的な工事が始まっている。2022年に運転開始見込み。
詳細はこちら → https://www.foejapan.org/aid/jbic02/cirebon/background.html
●関連WEBサイト
「JBICの石炭発電融資にNo!」プログラムについて → https://sekitan.jp/jbic/