政策提言 個別事業モニタリング 気候変動適応対策 資料館 参加しよう
気候変動対策支援
開催報告 セミナー「気候変動でお金はどう動く? ~COP16の結果を受けて~」
2011年2月25日
会場模様 |
昨今、気候変動をめぐって公的資金・民間資金が大きく動いています。特に途上国の気候変動対策や森林減少対策(REDDプラス)には、莫大な資金が必要とされており、新たな資金メカニズムの構築が急がれています。
昨年12月、メキシコで開催された国連カンクン会合(COP16)では、途上国支援のための新たな基金「グリーン気候基金」の設置が決まりました。一方で日本政府は途上国と個別にカーボンオフセットの契約を結ぶ「二国間クレジット」制度の導入を検討しています。
これらの新たな資金の運用次第で、温室効果ガスが実質的に排出削減されるか、気候変動影響に適応できるか、また支援先の環境や社会にも大きな影響を及ぼします。
今回のセミナーでは、これまでの気候資金に関する議論や、気候資金の使われ方をふりかえり、また日本政府の進める二国間クレジットの動向を踏まえて、課題や改善案を議論しました。
当日のプログラムと資料をこちらからダウンロードいただけます。
>一括ダウンロード
【プログラム】
1.開会・イントロダクション ~国連交渉と国際金融機関の動向から見る気候資金~
・・・清水規子(FoE Japan)
>ダウンロード
2.REDDプラスと資金問題
・・・川上 豊幸氏(レインフォレスト・アクション・ネットワーク)
>ダウンロード
3.気候資金の使われ方
事例① REDD事業の現状と課題~インドネシア~
・・・満田 夏花(FoE Japan/メコン・ウォッチ)
>ダウンロード
事例② 適応対策事業の課題~スリランカ洪水対策事業~
・・・柳井 真結子(FoE Japan)
>ダウンロード
4.「二国間クレジット制度」について
・・・小西 雅子氏(WWF ジャパン)
>ダウンロード
5.質疑・議論
【日時】 2011年 2月25日(金)13:30~16:30
【場所】 地球環境パートナーシッププラザ (GEOC) 1Fセミナースペース
【主催】 FoE Japan
【協力】 WWF ジャパン、レインフォレスト・アクション・ネットワーク