アクション!JBICは人権侵害に加担しないで&電力自由化!
こんにちは。
FoEの新年度一日目は(図らずして)アクションデーでした!
先日もお伝えした通り、インドネシア・バタン石炭火力発電所事業において人権侵害や土地収奪の問題が発生しています。そのため私たちは地元住民やNGOの方とともに、日本の国際協力銀行(JBIC)にはこの事業に融資しないよう求めてきました。
融資調達期限が迫る中、現地インドネシア、現在安倍首相が訪問中のアメリカ、そして日本で同時アクションを敢行。日本では、JBIC前で抗議を行い、事業の問題点を訴えました。230団体が署名した国際要請書もJBICに提出しました。
その後は、今日から始まる電力自由化に関する街宣@渋谷を行いました。
これまでは、一般家庭の場合は住んでいる地域で電力供給会社がきまっていました。
ですが、今年からは電力会社が選べるようになります。
皆さんは何を基準に電力会社を選びますか?
FoEが事務局をつとめるパワーシフトキャンペーンでは以下の5つの点を重視しています。
1. 電源構成や環境負荷、などの情報を一般消費者開示していること
2. 再生可能エネルギーの発電設備(FITをふくむ)からの調達を中心とすること
3.原子力発電所や石炭火力発電所からの調達はしないこと(常時バックアップ分は除く)
4. 地域や市民による再生可能エネルギー発電設備を重視している
5. 大手電力会社と資本関係がないこと(子会社や主要株主でない)
安いだけの電気では、電力消費量が増えてしまうかもしれません。安い電気の裏には石炭火力発電や原発があるかも知れません。是非様々な電力会社のウェブサイトなどをチェックして、いいなと思える電力会社を探してみてください。
また、こういう電気が欲しいと意思表明することも大事!
是非パワーシフト宣言をして、より持続可能な電力会社を応援していきましょう。
スタッフ・深草