オンラインセミナー:どうなってるの!?リニア残土処分の実態

リニア中央新幹線のトンネル工事から発生する大量の残土は、沿線の環境や安全に大きな影響を及ぼしています。品川-名古屋間のトンネル工事からは、5680万㎥(東京ドームおよそ50杯分)もの膨大な量の残土が発生しますが、その多くの処分先が決まらないままに掘削が進められてきました。また、地下に眠っていた土を掘り出すことで、砒素やフッ素等の人体や環境に影響を及ぼす重金属を含む残土も発生します。大量の残土や有害物質を含む要対策土を「適正に処理」するにはコストが高くつくためか、土石流の危険のある沢や谷等に残土を置く案や、有害物質を含む残土を生活環境に持ち込む案など、場当たり的な対応が見られています。
今回のセミナーでは、沿線のリニア残土の処分状況の実態と、有害残土の危険性をフリージャーナリストの樫田秀樹氏に解説いただきます。
ぜひご参加ください。
日時 | 2025年7月30日(水)19:00~20:00 |
開催方法 | オンライン(ZOOM) |
参加費 | 無料 |
お申し込み | https://us02web.zoom.us/meeting/register/2kAhK6N3RASWIO7TfNslig |
講師 | 樫田 秀樹 氏(フリージャーナリスト) |
〈講師プロフィール〉
樫田 秀樹 氏: フリージャーナリスト。大手メディアの報道ではこぼれ落ちる、その地域に生きる人たちの声を丹念に拾い上げることを大切にしながら、環境問題や社会問題を扱う。リニア中央新幹線については1999年から20年間にわたって取材。著書「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」は2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。
※本セミナーは高木仁三郎市民科学基金の助成を受けて実施します。